私は、お風呂に入りながら4歳の長男と2歳の次男と話をするのが好きです。会話をすると子どもの成長を感じることができたり、思いもよらぬ気づきを得たりすることがあります。



先日、2歳の次男に計算の問題を出して遊んでいました。私が「ちょうちょをいちわつかまえました。つづけて、もういちわつかまえました。合わせてなんわでしょう?」と問題を出しました。すると次男は間髪入れずに、



「だれがつかまえたの??」



私はこの言葉を聞き、「きたー!!」と興奮しました。「そうだよね、なんわよりも誰が捕まえたか気になるよね!」と心の中で思いました。


小学校の授業を思い出しました。算数の授業中に次男のようなことを言ったら「ふざけないできちんと考えなさい」と私が返してしまうと思いました。でも子どもの発想ってそんな狭くてちっぽけなものじゃなくて、もっともっと色んなことを考えているんですよね。

現行の学習指導要領は、主体的に学ぶ力の育成に力を入れていますが、子どもの主体性を本当に大切にするなら、次男のようにつぶやく子どもの考えこそ大切にしてあげなければいけないと感じました。



次男の「だれがつかまえたの?」に対して「従姉妹ちゃんだよ」と伝えたら、




「そうかーすごいね!」と返事が返ってきました。

小さい頃のの純粋さや素直な気持ち、好奇心を受け止められる大人でいたいと思いました。