音楽監督 川瀬賢太郎さんの指揮で、

ハーリ・ヤーノシュ、

告別、ばらの騎士を

楽しみました。

 

 

名古屋フィルハーモニー524回定期演奏会

2024/06/15

 

 

演奏データ

第524回〈さよならの哀しみ〉
6/15
指揮:川瀬賢太郎(名フィル音楽監督)
ツインバロン:斉藤浩*
◆コダーイ:組曲『ハーリ・ヤーノシュ』*
◆ハイドン:交響曲第45番嬰へ短調Hob.I-45『告別』
◆モーツアルト:歌劇『フィガロの結婚』K.492序曲
◆R.シュトラウス:楽劇『ばらの騎士』演奏会用組曲
 

ツインバロン


 

愛知県芸術劇場コンサートホール前

コンサート終了後、夏至が近く明るいです。 

 

 昨日6月15日(土)、愛知県芸術劇場コンサートホールで第524回名古屋フィルハーモニー定期演奏会が開かれました。 音楽監督の川瀬さんの全力の指揮でした。25分の短い曲3曲、しかも迫力ある気迫のこもった演奏でした。集中しやすい、集中できる心憎い選曲でした。

 

 ハーリ・ヤーノシュは五十年前、私が繰り返し聴いていた昔好きだった曲です。その後の演奏会では聴いていませんでしたが、しっかりと曲は覚えていて、蘇ってきました。ツインバロンという楽器が使用され、実物は初めて見ました。大家の斉藤浩さんの演奏でした。

 ハイドンの告別は最後演奏者がだんだんと消えていき、暗くなり、音楽も消えてなくなるいつもの演奏でした。名古屋フィルハーモニーも演奏したことがあり、最後の告別を意識して聴きました。 R.シュトラウスのばらの騎士は近年の演奏会用の楽劇では一番演奏されている有名な曲だそうでしっかり楽しむことができました。

 心が通い合う互いに信頼されるオーケストラと音楽監督、そんな楽しい演奏会になりました。