日本ジェンダー平等118位

主要7カ国では最下位

女性の管理職登用や政治参加の遅れ

2024/06/13


 

情けないです。何とか解消しなければ!

 世界経済フォーラムが発表した世界の男女格差の状況をまとめた最新の報告書で、日本は146カ国のうち118位でした。前年の125位からは改善したものの、主要7カ国では最下位となり、停滞が続いています。

経済と政治で格差解消に遅れ
 男女が完全に平等な状態を100%とした場合の日本の達成率は前年から上昇し66.3%でした。しかし経済分野では56.8%、政治分野では11.8%となり、女性の管理職登用や政治参加の遅れが響いています。
経済と政治で男女格差

 原因は経済と政治の両分野で特に男女格差の解消が進んでいない。企業での管理職・役員への女性登用の少なさなどを反映した経済分野の達成率は56・8%だった。政治分野は11・8%で、昨秋の内閣改造で最多タイの5人の女性閣僚の起用などで改善したが、衆院議員の女性比率が約10%にとどまるなど、女性の政治参加の遅れが響いている。
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朝日新聞


 国別で世界で最も男女平等に近い国はアイスランドで、達成率は93・5%だった。昨年からさらに2・3ポイント改善し、15年連続の首位を達成した。2位はフィンランド(87・5%)、3位はノルウェー(87・5%)で、上位3カ国を北欧諸国が占めた。

 韓国は94位(69・6%)、中国は106位(68・4%)で日本を上回った。最下位はアフリカのスーダンだった。