トヨタとマツダ

きょうから5車種の生産停止へ

 

2024/06/06

 

 自動車メーカーなど5社が国の認証試験で不正を行っていた問題で、トヨタ自動車とマツダは、本日6月6日(木)から対象の合わせて5つの車種の生産を停止。両社は、ほかの車種の生産で稼働は続ける一方、取引先など地域経済への影響が懸念されます。

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発覚する品質を巡る検査不正

 自動車業界など日本の製造業で相次いで発覚する品質を巡る検査不正。どんどんと信頼がなくなっていきます。

 トヨタは子会社のダイハツが不正が発覚しても、トヨタは大丈夫だと思われていました。安泰どころかトヨタも不正をしていました。トヨタの他ホンダ、マツダ、スズキ、ヤマハ発動機にも車両の量産に必要な型式指定に関する不正が発覚しました。残念です。

NHKニュース

 

 品質不正と言っても悪質性の軽重は様々だ。認証制度で今回発覚した行為の中には、あえて規定より難易度が高い検査を自主的に行った結果を反映させたものも含まれる。現場の担当者は自らより高いハードルを課し、品質を担保しようと考えた。品質には自信があるとトヨタ会長は弁明しました。
ルールはルール、

どんなことがあっても

守らねばならない。
 業界の決まりごとより自社の方法が優れているというおごりはなかったか。せっかくの企業努力がかえって信用を失う原因となった格好。皮肉な結果という言葉だけではかたづけられない。