さよならしらかわホール
最後はベートーヴェンの運命でした。
角田さんの指揮で
神尾真由子のヴァイオリンで
ブラームスヴァイオリン協奏曲ニ長調
楽しみました。
セントラル愛知交響楽団
第202回定期演奏会
2024/02/23
演奏データ
202回 高みに向かって 2024 2/23[金]14:30
指揮/角田鋼亮(常任指揮者)ウァイオリン/神尾真由子
■ステンバンマル:演奏会用序曲「エクセシオール!(天の高みに昇らん)」
■ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77*
■ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67
2月23日(金)の第202回定期演奏会はセントラル愛知交響楽団のブラームスシリーズの最後になります。ヴァイオリンの大家神尾真由子を迎えてブラームスヴァイオリン協奏曲ニ長調が演奏されました。
神尾真由子はチャイコフスキーコンクールの優勝から17年も経ち、もうお子さんもいて、大府出身の竹澤恭子さんと同じ東京音大の教授をつとめられています。おしも押されぬヴァイオリンの大家になられています。神尾さんのヴァイオリン協奏曲はブラームスシリーズ最後を飾るのにふさわしいものになりました。
そして、締めくくりはベートーヴェンの運命でした。誰でも知っている、誰でも感動の渦の中に巻き込む運命でした。指揮者角田鋼亮さんはプレトークで、ベートーヴェンが交響曲に初めてピッコロやコントラファゴット、トロンボーンを導入したことを話され、今回の運命は特にそのことに注目して聴きました。いつも新鮮は聴き方を提案してくれる角田さんに感謝です。しらかわホールのベートーヴェン交響曲第5番として永遠に心に残るものとなりました。
さよならしらかわホール
しらかわホールが、今回の演奏会で私にとっては最後の演奏会場になります。
- 斉藤さんの2009~2014年の指揮、そしてスワロフスキーさんの音楽監督 2014~2019年と15年間しらかわホールに通いました。もちろんコロナで休演の時もありましたが。
- 隣の視聴者の何人も変わりました。しかし、同じ場所で聴きました。ちょうど良い広さの良い音色を響かせるホールでした。15年間もありがとう。