東浦町
眠る「巨大な岩塩」を
フリマアプリに出品
5トンの岩塩、輸送費だけで購入ができます。
2024/02/20
名古屋のTV放送や、朝日新聞の地方版などで報道され話題になっていることがあります。
それは、「巨大な岩塩」をフリマアプリに出品したことです。
東浦町が長年にわたって所有してきた巨大な「岩塩」2つが、フリーマーケットアプリに出品されます。果たして買い手は現れるのでしょうか。
なぜ「巨大な岩塩」が?
この巨大な岩塩は元々は町の歴史を伝える大事な資料でした。東浦町では、かつて土器を使った塩作りをしていた歴史があり、明治の頃まで製塩が行われていました。塩作りの町をPRするのに海外産の岩塩も合わせて展示し、町民に見聞をひろげてもらえたらと購入されました。
巨大岩塩 郷土資料館で常設展示
1999年に町が購入し、一つはドイツ産で重さは約2.5トン。もう一つはアメリカ産で重さは約3トン。約20年間、この巨大岩塩も郷土資料館で常設展示され、2019年の資料館リニューアルの際に一定の役目は終えたということで撤去となりました。その後は、倉庫の中で保管されたまま約5年が経ちました。処分に困りフリマアプリに出品となりました。
購入を検討
以前、岩塩を郷土資料館が処分に困っているから、わが家で購入しようかという話が持ち上がりました。家族で相談しました。わが家は広い敷地で、家も広いから展示スペースもあります。何十万の輸送費の負担のみです。展示して眺める、観賞するためには、良いのですが将来、興味が薄れた時にどうなるのだろうと考えました。きっと処分に困り後悔するに違いないとの結論で見送りになりました。