ガザ 人道危機

ガザは子どもたちの墓場になりつつある。

今すぐ、人道目的での停戦を。

 2023/11/07

 

1ヶ月経ちガザは子ども達の墓場に

 

 10月7日、ハマスによるイスラエルへの大規模攻撃は、世界に大きな衝撃をもたらしました。

類を見ない規模での被害を受けたイスラエルは、反撃を開始しました。大規模な空爆に加え、パレスチナのガザ地区への電気、水、ガスなどをストップさせました。無差別の爆撃にさらされ、多くの大部分の子どもを含む市民の命が奪われています。ついに地上侵攻にまで開始して被害は広がっています。

 一ヶ月経って双方の死者は1万1000人を超え、今後さらに増えることが懸念されます。直ぐにでも戦争を止めて欲しい。人質を解放して欲しい。犠牲を強いられている子ども達、深刻な人道上危機に瀕しているガザを救って欲しい。

 

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 即時停戦、人質の開放

 深刻な人道上の危機に瀕しているガザの救済

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 国連 グテーレス事務総長

「ガザの悪夢は人類の危機だ」 
 

 パレスチナのガザ地区をめぐる軍事衝突が激しくなる中、国連のグテーレス事務総長は6日、ニューヨークの国連本部で記者会見し「ガザの悪夢は人類の危機だ」と述べた上で人道目的での停戦を強く訴えました。

 グテーレス事務総長は、「ガザの悪夢は人道危機を超えている。人類の危機だ」と指摘したうえで、「イスラエル軍は地上作戦と爆撃で、民間人、病院、難民キャンプ、モスク、教会、国連施設を攻撃し、誰1人として安全ではない」と述べ、ガザ地区で罪のない民間人の犠牲が増えていると非難しました。

 一方で、ハマスについても10月7日の攻撃と人質の拘束を改めて非難したうえで、「民間人を人間の盾として使い、イスラエルに向けて無差別にロケット弾を打ち続けている」と述べました。

 その上で、グテーレス事務総長は「ガザは子どもたちの墓場になりつつある。進むべき道は明確だ。今すぐ、人道目的での停戦を。今すぐ、ガザの人質の無条件の解放を。今すぐ、民間人、病院、国連施設、避難所の保護を。今すぐ、ガザにより多くの食料、水、医薬品を。そして何よりも燃料を」と訴えました。