卯の花は東浦町の花です。
 「白波の かかる汀に見えつるは
          小川の里に咲ける卯の花」
「卯の花くたし」に思いをはりめぐらせます。

 「卯の花くたし」この言葉に今日は注目します。それは、卯の花は町の花だからです。もう一つは、「くたし」にスポットライトを当てます。明日への希望、虹があらわれました。

 卯の花は東浦町の花に指定されています、それは、鎌倉時代・延慶3年(1310)に、東浦の水野氏(後の徳川家康の生母・於大の方の実家)を頼って都の後徳大寺実定が、東浦に逗留した時に読んだ歌に由来します。それは、次のようになります。

 白波の かかる汀に見えつるは
          小川の里に咲ける卯の花
       

イメージ 1

 この歌をもって東浦の花に卯の花が選ばれてました。そして、卯の花が各地で植えられ、広める作業が行われてきました。このキャンペーンがあってか、東浦のいたるところに見ることができます。今は、町の花として卯の花を町民は皆大好きです。「卯の花は町の花」との思いは定着しています。

イメージ 2


 さて、 「卯の花くたし」この言葉とは、どんな意味なのでしょうか。「たくし」は漢字で書くと、「腐し」と表します。意味は、5月から6月にかけての一時的な長雨を表していて、長雨が卯の花を腐らせるとの意味です。梅雨の走りの5月下旬の雨を表しています。この雨は、昨年も、そして今年降りました。そして、コミュニティの行事(クラウンド・ゴルフ)を中止させようとしています。今回も、行事を中止に追い込む難き雨です。さて、明日の行事は行うことができるでしょうか。今日の午後五時に現れた虹に注目をしたいです。虹こそ、明日への希望を表しています。 「卯の花くたし」の雨から脱して晴天になりますようにと祈っています。

イメージ 3
イメージ 4