今日は小春がテレビに出る
予告のニュースが出て、
友人達から
「よかったねー🌸」
赤ちゃんの時から知っているオバちゃまから
「記事が出てるよー🌷」
と連絡がありました。

 
この番組に
出演させていただくことになったとき、
私と姉の菊乃に相談がありました。
「いいじゃない〜✨」
と、私達。



菊乃は、
この番組用のお洋服を
一緒に選びに行った様子を、
自分のビデオブログに綴っていました。

それにしても、
22歳で就職目前だった小春が、
女優になりたいと言い出したときは
ビックリしすぎて…


二週間くらい、
謎の沈黙となってしまったくらい、
小春に演技力があるなんて
わかっていませんでした。



アニーに出ていた頃、
いつも控えめで、
(もっとガンガンに真ん中にでろー!)
と、
実は心配ばかりしていましたし、
主役を張るタイプではなかったので、


主役にはなってはダメよ。
長く、ずっと地味に活躍する女優でいいの。
主役はすぐ代わりが見つかるし、
次の若手に代わってしまうけど、
脇役はずっとできるから
子供産んでも…。


と、伝えました。



が。



そんな私に加え、
パパにも相談はしたようでしたが、
シーン
というか…。

私は内心、
そう言いながらも、
(石田純一さんとこみたいに、父親がサポートしてくれるのかなぁ…)
と、
なんとなく甘い考えで…。



あるとき小春のパパに電話をして、
「あのー、石田純一さんみたいにサポートは…
したり…なんて…しないですか。。」
と、
聞きました。



すると、小春のパパは
「女優というのは、とても強さが必要で、
何かに当たるときには、
強さを身につけていなければ進めないですから、
今は何も手伝わないほうがいいんです。」


と言いました。



私は、
(え、えぇええ〜。ちょっと厳しくないですか。)
とも思いましたが…


(なんか、さすが。)
(貫禄あるご意見。)
と、妙に納得しました。




小春も、
「パパの名前のもとでデビューはしない。」
と、自分の実力を試したいようでした。



でも、
堺の名前を芸名にし、
(堺さんも、小春も、堺俊二おじいさまも本名は栗原です)



それから、
小春は自分でオーディションを受けて
「転校生」
という、
ちょっとシュールな舞台に上がりました。



それから所属事務所も自分で探してきまして、
アルファエージェンシーに
入れていただけました。



あれから数々の舞台女優として
またドラマで端役など…
色々と経験した小春は
女優になって5年が経ちました。



今回、初めての父娘共演。
5年もジジっと見つめていた小春のパパは、
きっと
同じスタジオでお仕事して
嬉しかっただろうなぁと思います。



もうすぐ
伊東四朗さんの
下北沢の本多劇場に出させていただきます。



舞台人の、 
一つの憧れの本多劇場。
しかも、
喜劇。
その舞台を
小春が踏むことは
とても有難いことで、
嬉しいなと思います。



たくさんの苦労をかけてしまいましたが、
こうして好きなことで
生きていることは
2人の姉妹とも、
協力してここまできて、



こんな情けない私の娘なのに、
良かったなと思っています。





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