私は東京生まれ東京育ちで、
父が「変なガイジン」でしたから
ふるさとが近いわけではなく…。
デンマークに行けることも子供の頃はなく、
ふるさとに憧れていました。



ジャムを作るようになって、
こちらでの暮らしがどんどん広がり、
第二のふるさととして
私の地盤が固くなってきた気がします。



この前、
こちらに来てからのアシスタントのかなちゃんの繋がりで親しくなった
薬膳料理家の馬渕節子さんのランチを食べに行きました。
彼女はこちらの食の世界では有名な人で、
「え?あのせっちゃんですか?せっちゃんごはんのせっちゃん?」
というほどの人です。
せっちゃんごはんです。



薬膳に関しての知識がすごい人です。
私は食材やスパイスについて
せっちゃんとは永遠に話せる。
知り合ってまだ短いけれど、
食の感性みたいなものって、
時間は関係ないと感じます。



本当に嬉しい出会いでした。

今年のおせち料理は、
せっちゃんのをお取り寄せしましたが、
食材のセレクト
調理方法
胡麻のセレクト
お酢のセレクト
お出汁
そしてきんとんにもお砂糖を使わない、
保存料を使わない
「すぐに痛むおせち料理」(笑)



素晴らしいものでした。
なぜかパーラーナイフがあるのは、
母が食べやすいように
テーブルで切るからです…😹



そして、
こんなに美味しい果物があったの?
の驚きをジャムにして皆様に知っていただきたいと思ったように、
せっちゃんの才能もカタチにして
皆様に知っていただきたいと思うようになりました。




やはり、
自分から外に出ることって大事だなと思います。




誰でもそうかもしれないけれど、
自分には、
自分にしか探せない世界があり、
それが自分の感性の導き。



その道の向こうにあるものは、
自分とその出会いで作っていく新しい世界。



ふるさと納税も、
役場の方々にとてもよくしていただき、
ここまで来ました。
どんな場所に行くことになり、
どんな人生の展開が始まったとしても、
その場所で咲けるかどうかについては、
自分で切り開くしかないのかな
と感じます。



私はいつも(どうせ無理)
とか(ダメに決まってる)
とは
考えないのです。

岡田美里のオススメ