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5/10と5/11の展覧会で発表を目指して進めているルドゥーテの薔薇 ルドゥーテの世界的コレクターさんから依頼を受けて 作春(5月)から製作を進めてきた ルドゥーテの薔薇のキットのために。 画像ではなかなかうまく映らないこの絹の綺麗な光沢が…泣 発表するなら、 どこにもないキットにしようと 京都西陣まで出向き、 西陣の古い絹糸の専門家にお願いして、 原画に忠実に絹糸を染めていただき、キットにするという…。 私みたいな未熟者にとっては気の遠くなる作業だったのですが、 DMCの糸でも刺せるように二つの糸番号が記入してあるキットです。 糸の太さを割り出し、 ツヴァイガルトのリネンの生地とのバランスを探して、 リネンに穴が開かないような糸を割り出し、 薔薇が艶やかに咲くように、 さらに仕上がりが、 原画とほとんど同じ大きさになるように。 91×153目で 14ct の場合  16.5×27.8cm(計算値)です。 展覧会には、フランスで1800年代にプリントされた銅板印刷の本物と 絹糸で刺した作品を並べてご覧になっていただこうと思っていますが、 間に合うか。 あと少しなので、頑張ります! #刺繍 #クロスステッチ#絹糸 #西陣 「麗しのルドゥーテ」 ナポレオンが皇后ジョゼフェーヌと共に暮らしたマルメゾン宮殿で宮廷画家として活躍したピエール=ジョゼフ・ルドゥーテは、皇后(ジョゼフェーヌ)が世界中から集めた原種や古代品種のバラを繊細に描き「バラのレンブラント」「花のラファエロ」と讃えられました。 ツヴァイガルトのリネンに描くクロスステッチは、原画に忠実なサイズで仕上がります。 京都西陣の絹糸を原画に合わせて染め上げました。美しい光沢が薔薇に宿ります。

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