時の経つのはなんて早いのでしょう。
パリは28年ぶりでした。
子供を産んでからずっと行っていなかった。
パリ11区のレブロドゥーズ・パリジェンヌをお訪ねすること。
こんな街角にお店を見つけることができました✨
店内は動画でご紹介した通りなのですが、
ソフィーさんが言う
「こういう古き良きパリを感じるお店を探してここに決めたの!」
の、雰囲気溢れる店内は夢の空間でした✨
と、カメラマンになってくれた友人に頼んだのはソフィーさん(笑)
「やだ、私こそ後ろ側に行きたい!」
と、二人で譲り合い撮った写真です。
私はお願いしてあったゴールデンウィークの
特別限定品キット3点の確認をさせてもらったり、
打ち合わせをしました。
先日、
Instagramで行なった人気投票の結果をお伝えしますと
「面白い!フランスでの人気と全然違う結果ね!」
と、
興味深く聞いていました。
↓
この、私達の後ろにかけてある
「STUDY」のシリーズで、
日本ではミモザとアジサイが人気でした。
↓こちらの薔薇がダントツ人気だそう。
と、ソフィーさん。
でも、私は彼女のアートディレクションが
そこに生かされて刺繍作品としての素晴らしさに
なることを感じました。
例えば、
このアイーダの生地ですが、
ソフィーが何回も何回もZwaigart社にダメ出しをして
染めさせた
クラシックな
ヴィンテージ感あるベィジュ(フランス語ふうに)。
その雰囲気が出せなかったけれど、
「リネンのナチュラルな色と
ホワイトが古びて、
自然と経年変化による色の味わいが出た色は違う。
しかも、
この作品は14カウントのアイーダで刺したら
とてもクッキリとして美しいの。」
と、
その妥協しないソフィーのディレクションが
私は本当にすごいと感じました。
刺繍糸をセットしていません。
それは気の遠くなる準備が必要なので、
それをすることは私達にはできなかった。
ですから、
その代わりに、
ファンの皆様がお好きなところにつけられるような
蜻蛉(トンボ)のチャームを入れています。」
そんなお話をしてから
私とソフィーさんと、
私の友人は近くの「ビストロ・パリジェンヌよ」
と、
彼女が表現した
パリらしいお店に行きまして、
そこでランチをご馳走になりました。
28年ぶりのパリも、
歴史という映画の中にいるような
素晴らしさがありました。