昨日は新宿伊勢丹にて
デンマーク大使夫人とのトークショーでした✨
私はお約束の時間に、
控え室にアテンドさせていただくところから
始まりました。
青いナンバープレートのお車の横で、
伊勢丹様と整列して緊張感あるお出迎えでした😆✨
今回のオファーを、
数ヶ月前に大使館にお願いしたのですが、
夫人は今年は日本・デンマーク150周年の
行事に次ぐ行事で、
ほんとうにお忙しいのに
快く受けてくださいまして…
そして日程が迫った先週…
これでいかがでしょうかと
用紙3枚にびっしり書かれた講演内容が
送付されました。
人に何かを頼まれたときに
望まれる以上のご準備をされる、
リーセ夫人のご配慮に、
それが大使館では当たり前のことかも知れませんが、
国際プロトコールの中で生きていらっしゃる
ワンランク上のご対応だなぁ…
カッコイイと思いました✨
芸能界では、
台本を用意するのは主催者…
というのが当然ですが、
頼んでもいませんでしたのに
講演内容をまとめてくださった、
そういうご配慮に
大使館の仕事って、
こういうことなんだなと
アタマが下がりました。
北欧のハンドクラフトの歴史
ご家族の中でのきまり
どんな時にハンドクラフトが暮らしに息づいていたか
デンマークでのハンドクラフトの現状
という内容で…
ご家族の中でのきまり
と
どんな時にハンドクラフトが暮らしの中で息づいていたか
がとても印象的でしたので
こちらに書きますね。
曽祖母さま
お祖母さま
お母さま
の三代の女性たちからの会話を「賢者の教え」
と表現されていらっしゃいました。
- You should always do something, never be in-active. Even if you are looking at television, you can be active by knitting, doing crochet, embroidery etc.
- If you make a mistake in your work: alwaysstart over again and never just continue.
- Finally I was told that no one could see how long time I spent on finishing my handicraft. But everyone could see the result, if it was nice or bad.
・いつも手を動かしていなさい。たとえテレビを観ているときも、手を動かして編物、かぎ針編み、刺繍をしなさい。
・間違えたら、そのままにしないで、ほどいて編み直したり、刺し直しなさい。
・どんなに時間がかかっても、誰もその過程を見てはいないけど、仕上がりは皆んなが見ることになるから
出来不出来ではなく仕上げなさい。
なんかねー😅
耳が痛いでした😅
そういうご教育の結果として、
リーセ夫人は弁護士さんとして社会人となり
やがてフレディ・スヴェイネ大使閣下の奥様に…。
8歳で編物を
10歳でミシンをスタートされ、
ブラウス、セーター、赤ちゃんのおくるみ、
クリスマスの食卓で使うテーブルクロス、
テーブルセンター、
クロスステッチの壁飾り
たくさんのものを作ってこられたとか。
そして、
それらはチャリティにも寄付をしたと…。
あぁ、ほんとに素敵✨
そして人生で
ものすごい数の手仕事をされていらして、
ハンドクラフトは
Like a best friend who is there, even you are happy or sad – or in between.
幸せなるときも
悲しみの中にあるときも
または
幸せと悲しみの途中といったときにも
ハンドクラフトは
親友のように私のそばにあった。。
飛行機での移動が多いから
飛行場でも手を動かしていたのよ。
と…。
私も昨日、
古くからの友人の訃報が入り
今は悲しくてたまりません。
そんな時にも親友のようにハンドクラフトがそばに…
大使夫人のお言葉が
昨日は特に響きました。
まだまだ今週末、
来週の火曜日までは気が抜けません。
新宿伊勢丹で、
皆様の親友をお届けできますように、
今は一生懸命にお伝えしようと思います。
次にレブロデゥーズ・パリジェンヌについて
書きますね。