先日の訃報から眼力のある演技を思い出された方も多いと思います。
根津甚八さん…
天国で安らかに…と願います。
天国では、
妹の旦那さんに会えたかしら。
私は奥様のじんかちゃんとは
古い仲良しで、
兄弟姉妹ぐるみで親しくさせていただいていました。
妹の、
亡くなった…
子供たちのパパである最初のだんな様と根津甚八さんが親友で、
私もその輪に入って
妹夫婦とじんかちゃんとは
何度も楽しい時間を過ごしたことがきっかけで、
じんかちゃんとはそれからずっと仲良くさせていただいていました。
芸能ニュースって、
世の中に流れると、
本人の周辺て、
意外と
シーンとしちゃうんです。
今は、大変そう…
って親しい人ほど連絡をくれなくなって、
いちばん寂しいときに
シーンとします。
私はそういうことも知っているから、
じんかちゃんとは女同士の話を
してきました。
美術の才能があるじんかちゃんは、
私も昔にお世話になったQVCに
じんかちゃんが初めて出演するときに
励ましたり、
アドバイスさせてもらったり、
私が紅茶屋さんをしていたときに
じんかちゃんが色々な方を紹介してくれたり、
折にふれて
女同士で「がんばろうね！」
と励ましあってきました。
芸能ニュース
それがあるからこそ
芸能人は
それにお世話になって
成り立つことが多いです。
でも、
奥様たちには
何かあったときこそ
(大丈夫？)
って、
声をかけたくて、
だけどそんな自分こそパパラッチみたいで
そっとしておいたほうがいいのかな
とか、
差し出がましいかな
とか、
色々と考えてしまうけれど。
でも、大丈夫？って言ってあげたかった。
私は自分がパパラッチに追われたときに、
携帯の電源を3日切っている間に
留守番電話にメッセージをくれた
最初から7人目までが
全員がゲイの友人だったことが、
なにか
人の気持ちの辛い部分も
声にだして(大丈夫？)って直接聞いてくれたゲイの人たち…
そこに
人の痛みがわかる人の心があるのかなと。
別にメッセージを残してくれなかった人を
怨んでなんていないですよ、
みんな仲良しだから。
それを言いたいのではなくて、
なにかを抱えて生きてきた人の辛さを
わかってあげられる人に
私もなりたいなと思います。
だからね、
誰かのために頑張りたいって
思います。
昔、
まだ芸能界で駆け出しだったころ、
そのマネージャーさんも亡くなってしまったのですが、
私が大好きだった母くらい年齢の離れた、
今、思えば55歳くらいの女性マネージャーだったのですが
ミリちゃん、いつもどんな現場でも、
(今日は、この人のために頑張ろう)って、
一人決めて仕事をしたら、
1日が乗り切れることもあるのよ。
たとえそれが監督さんや俳優さんではなくて、
照明さんや音声さんのなかに
(この人のために頑張りたい)
という人がいたら、
その人のために頑張るの。
そうすると、今日は辛い現場だなって思っても、
なんだか頑張れるから…
と、
それはおまじないみたいに私の心に残りました。
ですから、
コマーシャルの現場などで
1000枚くらい写真を撮ったりして
顔の筋肉がこわばる〜
あー、
辛い〜
みたいな時に(あの奥でレフ板を持っている照明さんのアシスタントさんのために頑張ろう)
など、
いつも頑張ろう相手を探して
頑張っていました。
利他の精神ていうのでしょうか。
私はほんとは自分の欲望でパンパンなんですが(笑)
だから
誰かのために頑張ろう精神が育ったのかなと
亡くなったマネージャーさんに
今でもとても感謝しています。
じんかちゃん、頑張ろう！
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岡田美里公式ホームページ
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