ブログを10年以上続けてきて、
最近…急に書き方がわからなくなってしまいましてね
久しぶりの友人に会うと、
最初なにから話していいかわからないみたいに。
 



でも、
色々なことは日々起きていまして。
やはり正直に書いていくに尽きる…と思いました。
みなさま、
これからもよろしくお願いいたします




さて…
週末は京都に行ってまいりました。
宿泊したのはデザインホテルのアンテルーム。
ここはエキセントリックな作品や
体験型のインスタレーションなどが
多くホテル中にあって、
京都なのにニューヨークに行ったみたいな気分になれます。
何回か泊まっていますが、
最近は朝食がものすごく充実しています。
カフェスタッフみたいな若いシェフさんが  
真剣に作る…と、こうなる。
みたいなオシャレ朝食でしたよ。




そして「今日の私服」デス。
ワンピース Emma Tailor
ハンドバッグ Loropiana
シューズ  エナメルのRepetto
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ネックレスとリング HOUSE OF AMBER
{660D3FCC-B2F4-4A36-8F97-458D5C91131E}

このリングのブラック(49.000円税別)と
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このタイプのコニャック(83.000円税別)でした。
(写真はミルキーアンバー)
最近、サイトの日本語訳も読めるようになりました✨


現在、小田急藤沢店にこの商品はございます。
お問い合わせ
info@houseofamber.jp





ハンドバッグは着物でも
持てるところが気に入っているパープルです。
{9C0836E2-ADA7-4923-8B47-4B9FC13A3570}
祇園にて。



今回、
実は二つのお仕事で行ってまいりました。
1日目の土曜日は、
京都の西にある友禅染めの工房をお訪ね、
2日目の日曜日は、
京都のポルシェショールームでのトークショーでした。
こちらはポルシェオーナーのお客様向けで
インテリジェンスを感じる美しいご夫婦の皆様に
モータージャーナリストの中川和昌さんとの
トークをお楽しみいただきました。
(非公開のためブログで告知なくてごめんなさい)




さて、着物のオハナシになります。 
ちょっとマニアックだから着物好きな方限定で…


実はですね、
この11月から
「岡田美里の色無地きもの」
がスタートするのです✨✨


う、うっ、嬉しい。
感謝です✨
ここ数年の願いがやっと叶った。
ずっと探しても無い、
無い、無い、
えーん。無いから。
ついに作っていただくことにしました。



ひっそりと、
世の中に数枚だけ。
たくさんは作らない…
いつかいちばん好き。に仲間入りする色無地を。




季節ごとに4点だけ誠意を込めて
鋭意セレクトさせていただきました。
色無地なんですが、 
近くで虫眼鏡でみると、柄。
老眼だとなおさら見えない柄。
友禅柄。
えっ?これ、色無地なんですか…の、
微妙な美しい柄。
色と柄の組み合わせは、
どんな呉服屋さんにもない感覚きもの。
クラシックであり、
古典を踏襲しながら
モダンで1/4北欧
な、感じ。
森田空美さんスタイル系だけど
私らしい色合わせの反物を染めていただく。



と、何年も探してもなかった色無地の
美しい品性を感じる色と柄をお願いしに、
打ち合わせで伺ってきました。
ほんとに綺麗な色は、
色見本帳には、無いのですよ。


ほんとに綺麗な色は、
染めてもらわないと無い!
のでした。
例えばこの灰色に赤みを少しだけ足して
とか、
ブルーグレーのスモーキーな色にするために、
これにほんの少しだけ紫を混ぜてください…
でも赤くしすぎないでください
みたいに。
黄色には振らないで、赤を足して…
ラベンダー色にもしないで、
藤色とも少し違う
夕焼けの中に、実はある空の中の藤。
モネの睡蓮の絵の中の、
点描画に見え隠れする藤色。

お婆さんぽくならない、
若々しくフレッシュでありながら地味な色。
みたいな感覚の色無地。



そんなお話をするために、
100年以上前の古い文献を見せていただいたり、
友禅染めを染め上げるまでの、
気の遠くなるような行程を
見せていただきました。



土曜日でしたので、
ふだんのお仕事はストップされている静かな工房でしたが、
京小紋が染め上がるまでの、
細かい細かい職人さんの、
気の遠くなるようなお仕事の行程を
経済産業大臣指定
伝統工芸品 京友禅(型染部門)
に選出されている伝統工芸士の社長さん自らがご説明くださいました。



文字ばかりでごめんなさい。
これから少しづつ、
その行程についても写真もアップしながら、
日本の伝統工芸品
「美しいきもの」を、
55歳になった岡田美里なりの責任編集を。
そんな感覚きものについて
書く時間も作りたいと思います。




デンマーク人の祖母と
日本人の祖父と
ハーフだった父に習ったもの、
料亭だった三春の和の感覚を教えてくれた母に
習った着物の世界を
全部を私なりに一つのボールに入れて焼いたパン
を、
美味しい紅茶とともに
たくさんの刺繍糸を、毛糸を見てきた岡田美里なりの
インテリアショップで売ります…
 

みたいなウエブショップを
11月にリニューアルするために、
グラフィックの得意な娘たちにも協力してもらって
頑張ってオープンさせたいと思います。




また球根もやりたいし、
秋からの新しいこと…
みなさんに、
全国のみなさんに喜んでいただくために
ひっそりと、
どこにも売っていないものを、
ちょっとづつ、
ちょっとづつになりますが。
がんばりますー。