昨日は大人の女子会に招かれて新橋に行ってまいりました。
新橋の黄昏の空に、
新橋の黄昏の空に、
北欧らしい水色の看板を目印にお邪魔したのは、
料理研究家の行正り香さんのステーキのお店
「FOOD/DAYS」
オジさんの聖地、
焼き鳥屋や呑み屋さんの新橋に突然デンマーク…
のダークな照明と
キャンドルのヒュッゲな雰囲気の、
アメリカンビーフの中でも大使館級の
等級の良いビーフステーキを提供されているレストランです。
り香さんも、
いったい何人いるの？
というくらいの様々なお仕事を子育てと並行してされています。
「仕事をする母…に育てられた主人は、
仕事をする母である私を尊敬の念で認めてくれる人だから…」
の言葉通りの方で、
仕事は人生の尽きないラブアフェアかもしれませんね… と、おっしゃいます。
そしてもう一人の女性は、
あの、パンのアンデルセンのお嬢様として生まれながら、
会長のお兄様とともに、
ご実家のタカキベーカリーの代表取締役を10年も務められた吉田正子(旧姓 高木)さん。
男の子を二人育てながら、
数千人というスタッフの幸せを考えてそのトップの重い責任を果たしてきた、
カンブリア宮殿にも出られた
やはりワーキングマザー。
私もワーキングマザーのはしくれとして、
話はデンマークという3人の共通点から
子育て、
そしてやっぱり恋バナにも…。
「ミリさんはパートナーさんとご一緒にお仕事をなさっているの？」
そんな会話から私の今、
をお話することになりましたが…。
「私が今、彼を手伝うようになったのは、
恩返しなんです。」
トロールビーズの代表として、
いちばん忙しくしていた頃、
今だから言えますが、
多忙すぎて体調を崩してしまいました。
2週間は休まないといけないような状態になり、
会社のスタッフに初めて打ち明けました。
「ちょっと休まないといけないかも…」
そのとき
ここには書きませんでしたが、
ホントに具合が悪かったの。
トロールビーズでは、
私などに務まるわけのない激務があり、
それでも責任がありますから
家まで売却して震災後のたいへんな時期を切り抜けたり、
そんな一部始終をPには常に相談しておりました。
あまりにも毎晩のように電話報告が続いたので、
会社の「相談役」ってポジションがどこの会社にもありますが、
「夜の相談役」(笑)
と呼んで、
毎夜、毎夜、電話でビジネスの色々を教わりました。
そんなPにとって、
仰せつかった仕事が、
まさかのデンマークブランド。
ハウスオブアンバーでした。
これには、
偶然とはいえ、
大変驚きました。
私が3月31日でトロールビーズを退任することになったとき、
(今度は私が恩返しをする番)
と、
取締役になりました。
取締役といっても、
今だにお弁当係？
の、へなちょこですが、
頑張るしかありません。
他にもたくさんの仕事を抱えている、
いつのまにか
ホントに毎日働くお母さんになってしまいましたが、
昨日お会いした二人に
とってもとっても勇気をもらいました。
デンマークでは、
お母さんが働くのは当たり前です。
男女平等に子供の送り迎えをします。
でもちゃんと料理もします、
おウチも綺麗に保ちます。
そんなデンマーク流生き方に自然となった
デンマーク繋がりの3人で、
「これからデンマークの暮らし、デザイン、考え方など…もっともっと伝えられるように」
と、
固く約束をしました。
来年、
もしかしたらステキな何かが立ち上がるかもですよ。