スーパーカーの爆音とクラクションの音がずっと聞こえていたドバイから、
ひと皿毎に口福が凝縮された懐石料理は
穏やかな生活音のする東京に戻って来ました。
外国のみなさんとのお食事が続き、
つい食べすぎてしまい、
体重が増えています。
ディナーも、
かならず前菜からデザートまで。
海外では、
こうやって自分のパートナーと「カップルがひとりおき」に男女が分かれて座ることもあり、
一番手前の私は、
(ひぇー😅)な食事風景です。
ずっとお話しをするのは、
とてもとてもハードでしたが、
日本のみなさんに「何か新しいモノ」をご紹介できるなら…
と思って「奥様仕事」頑張りました。
…帰りの飛行機では「foodies」というドキュメンタリー映画を観ました。
デンマークの「NOMA」から始まり、
香港にある
軽飛行機が買えるほどの内装をかけたチャイニーズから、
スペインのサン・セバスチャンのレストランまで…
究極の一皿を求め続けて旅をする様々な人に
インタビューをしています。
その生き様にスポットを当てながらも、
iPhoneや一眼レフカメラで食事を撮影し、
ひとり満足そうにするグルマンから
カメラを引くと、
隣には数人で楽しそうに食事するグループが。
(ほんとうに「孤食」で良いのか…)
のメッセージが伝わってきます。
その番組のクライマックスで、
世界の中でも「究極」と表現されて
スーパーモデルが訪ねたのが
京懐石とカウンターだけのお鮨屋さんでした。
床の間のしつらえ、
着物での凛とした美しい配膳、
ひと皿毎に口福が凝縮された懐石料理は
縦横無尽に季節をかけめぐります。
空間や雰囲気も含め、
カウンターでお魚をおろし五感で味わうお鮨屋さん。
海外から
こんなに賞賛を集める日本に、
私は暮らしているんだ…
そんな安心を覚えました。
そして、
でもね…そんな日本でもいちばん美味しいのは、
家庭料理。
じゃ、なきゃ。
と、
これからも家庭料理を極めたい。
そういう気持ちが高まり、
アタマの中で料理熱に燃えた帰路でした。
ドバイのショッピングモールには、
カフェだけで100カ所もありました。
夏は外が50度くらいになりますから、
渋谷と自由が丘と二子玉川が
全部一カ所になっているみたいなことですが。
そんなカフェに、
女子会風のテーブルがいくつも…。
ハンドバッグだけは全て高級ブランド。
(隠し撮りしちゃった、アバヤの女子会…
アバヤが黒すぎて、後ろ姿がもう一人いますがわからない)
ちょっと気になって見てしまいましたが、
どの女性も、
あまり笑わないの。
とても静かに、
なんだか抑えた雰囲気でおしゃべりしていました。
日本の女子会とずいぶん違うなぁ…。
お酒も飲むことがない人生。
ほんとうの幸せが、
彼女達の家庭料理にもあれば良いけれど…。
と、
思います。
…私は、
今日は酵素断食。
お腹と身体を少し休める日にしまーす。