みなさま~。
昨日ついにその日を迎えました。
ショールを、
ついに身につけて…。
「ある大変なお方」のことを私などが明かしてセキュリティに何かあったらと…。
(そんなに有名なブログではないけど…。
でも読者さんも2800名を超えまして、ありがとうございます~⤴︎)
で、やっと言えますが。
桜が咲いているのに…、毛皮。
と、
ちょっと季節外れになりましたが、
主催がGreat Greenland Furhouseでしたので堂々と…。
素材の供給元が
Great Greenland Furhouseで、
王室御用達146年のBirger Christensen毛皮店が昨日から渋谷東急本店3階に入り、
フレデリク皇太子様とマリー妃をお迎えしてファッションショーからスタートした夢を見ているような1日でした。
東急本店1階のこの前をお通りになって3階へ。
偶然にもトロールビーズの前を、
大勢の付き人さんが周りを囲む状況で足早に…。
私ももちろん先に3階に駆け上がり、
椅子に着席させていただきました。
お二人と、
グレートグリーンランドファーハウスの社長様、その右側にはグリーンランド首相と通訳の方。
さらに後方に立っていらっしゃるのが、
Birger Christensenの4代目のイェンス社長です。
グリーンランドはデンマーク領なのです。
スモークブルーのワンピースにシルバーグレーのハイヒール、
そして耳元にはオーレ・リンガードのダイヤモンドのイヤリングが輝いていました。
コペンハーゲンの空港内ショップで見たばかりのイヤリング…。
Whow~の感激でした。
グリーンランドのシール毛皮のファッションショーでしたが、
想像よりずっと柔らかくてモダンなデザイン。
コートやボレロ、ウール地と組み合わせたモダンなデザインでした。
チャンスがあれば東急本店でしばらく見れますから行って見てみてくださいね。
そして私は急ぎ自宅で着物に着替え。
母から譲られた綸子に薔薇の地模様と、
枝垂れ桜の刺繍の訪問着。
32歳のときに資生堂のCMに出させていただきました記念に、
自分へのご褒美だった帯。
大使館では日本側のブランドを管理する株式会社ムーンバット代表取締役社長の中村卓司さんと。
ご夫妻のお写真は、
大使館ではさすがにいけないと思って、
はばかられましたのでカメラは控えました。
お二人は、
シドニーオリンピックで出会いました。
始めはフレデリク皇太子はご自分の身分を明かさずにお話になり、
お二人は長距離恋愛を実らせたシンデレラ婚として知られていますよね。
マリー妃殿下はタスマニア出身の大学教授のお嬢様でした。
そしてデンマークのアップルコンピューターに転職お引越しされてからさらに愛を深めて、
今では双子ちゃんを含む4人のお子様が。
タスマニアのご両親もデンマークにお引越しされて、
お父様はコペンハーゲン大学で教鞭を執っていらっしゃるとか…。
ファッションショーの合間や、
大使館でも時折お二人はコソコソ話を…。
とても仲睦まじく。
素敵でした❤︎
きっと、お留守の間にはお子様達はご両親様たちがみていらっしゃるのでしょうね。
歓談の時間にマリー妃と交わした会話です。
マリー妃「日本でも着物にショールをするのですね…」
私「はい、コペンハーゲンまで行って昨日帰ってまいりました。」
マリー妃「ちょっとしてみてくださいますか。」
私「はい、こんなふうに羽織ります。」
その他、
私「デンマーク家具は日本にファンが多いです。」
マリー妃「日本のミニマリスティクな雰囲気とデンマークの家具は相性が良いでしょう。」
はぁ。。
ドキドキしました。
そして最後にフレデリク皇太子に
「震災後に東松島にいらしてくださり、
ありがとうございました。
まだ震災から3ヶ月の混乱の時でしたのに…。
皇族で世界一早くの行動で、
東松島は以来デンマークが大好きになりました。
本当にありがとうございました。」
と何度も申し上げることができました。
皇太子さまは「子供達は大丈夫ですか。」
などお話くださいました。
たくさんたくさんお礼を申し上げました。
そしてお帰りになられるデンマーク大使公邸のお玄関までお見送りし、
大使ともお話をさせていただきました。
デンマークの祖母がきっと天国で喜んでいます。
光栄で涙が出そうでした。
私などにこんな機会を与えられて、
これからもたくさんの喜びをお届けになるお二人を心に、
出来るかどうかわからないけれど、
今回お世話になった皆様のためにもキチンと生きていこうと思いました。