今日はイブ・アントーニの甥、
アントン・アントーニさんとグラフィックデザイナーのミカエルさんと1日一緒に過ごしました。
菊乃がいつもお世話になり、
そのお礼も兼ねて会いにいきました。
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コペンハーゲンにある小さなギャラリーは1700年代に建ったという古いビルの1階。
天井が歴史を語ります。




ギャラリーの店番はミカエルのお母さん。
働くお母さんがここにも…。



そしてこちらがアントン・アントーニさん。
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若くして亡くなった叔父であり画家のイブ・アントーニの作品の管理をしています。




3年前に全ての作品の1970年代の原本を、
色褪せしないオフセット印刷に撮影成功。
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それら作品のポスターや絵葉書はまたたく間にコペンハーゲンで人気となり、
つい先週からイルムス本店にもコーナーが出来ました。
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これは、マグネット。
キッチンの冷蔵庫に貼る…のは世界共通の使い方のようです。
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イブ・アントーニ作品は、
1970年代には日本でも数々が発表されていましたが、
不慮の事故に遭い40代という若さで亡くなったため、
その後しばらくは家族も傷心のうちに作品は放置されていました。





ですが3年前に、
イブ・アントーニ氏の兄であるアントンのお父様が、
「アントン、これからは君が管理をしてくれないか。」
と世代を譲りました。
お父様は、若い頃にアーティストである弟のマネージメントを引き受け、
グラフィックデザイナーとして兄弟で世界中の広告作品を生み出し、
イブ・アントーニの最大の理解者だったのでした。





そこでアントンはカメラマンでもあるミカエルと作品を一枚一枚高画質撮影し、
ポスターと絵葉書、マグネットになって作品が蘇りました。





今ではチボリ公園の右隣りに完成した、
近代的なビルにあるコペンハーゲンビジターセンターの壁にも、
コペンハーゲンを象徴するグラフィックとしてたくさんの作品が飾られています。
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午後からは、
ミカエルのお宅にお邪魔しました。
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この続きは、また…。
また折りを見て書きますね。