アフタヌーンティー

大人になると、

幼稚園のママ友とも毎日会えなくなっちゃって、

ご近所さんはいつも会える気がするけど、

なんか日常すぎちゃって。

仕事仲間は仲良しだけど、仕事を優先させるとなかなか…。

アフタヌーンティーって、2500円～4500円くらいしますでしょ。

ランチ1800円が最上だとしたら、

なかなかお友達は誘えません。

家族と行くと、「×家族の人数分」お支払いはなんか悔しい(笑) 

お家でいつもお茶いれてるでしょ。

じゃ、アフタヌーンティーって誰と行けばいいの？

と考えた紅茶教室の生徒さんとの「卒業後に行くご褒美アフタヌーンティー」が、とても好評です。

昨日はアンダーズ東京ホテル(虎ノ門ヒルズ)の、この個室を貸し切りでアフタヌーンティー。

素敵な体験でした。

アンダーズ東京のこのレストランは、虎ノ門にそびえるビルの51階にあります。

そこに思いっきりオシャレして、

14人が集合～。

私はやっぱり着物にしました。

昨日は、急なご用事で来られなくなった生徒さんがいらしたので、

急遽、

小春が生まれた時からずっと一緒の乳母・タータを誘いました。

ちょうど、

自宅で早めの支度が終わり、

ちょっとお茶でも飲んでから行こうかと思っていた矢先…。

「ごめんなさい、行かれなくなってしまって…泣。」

の、ご連絡。

で、そばにいたタータに、

「行く？」

「あ、そーだ、着物着せてあげる！」

と。

それから30分で着付けして。

「ミリサン、外国人登録証ト、パスポート持ッテ行ッタホウガイイデスカ。」

って、

タータ、外国旅行するくらいの大喜び(笑)

ミャンマーから来て21年のタータ初の着物体験。

じゃーん。

これがタータですー。

可愛いでしょ。64歳です。

もう、いろんな場所で写真撮りまくり。

タータはね、

ミャンマーではお偉いさんのお嬢様でした。

ヤンゴン大学を卒業して英語も話せます。

他の兄弟姉妹はアメリカやオーストラリアでお医者さんになったり、

実業家になったり。

…当時、

自宅の敷地にあった一軒家をミャンマーの日本大使館に勤務する方に貸していた関係で、

軍事政権の中、日本に来日。

そして日本語学校で日本語を勉強している時に、

私の母がその日本語学校の校長先生とお友達で、

タータはウチに住み込みの職を見つけました。

タータは、12人兄弟で、

独身だったために他の兄弟に赤ちゃんが産まれるたびにお世話をしていたので、

赤ちゃんだった小春が初日からストンと、

タータに抱っこされて寝たのです。

それ以来、

小春の成長とともに「マンマ、ダッコ、アンヨ」などだんだんと日本語を覚え、

きっちゃんの幼稚園入園から運動会、

卒業式など、

いつも一緒です。

いまでは、

もう赤ちゃんはウチにいませんから、

トロールビーズのビーズを数えたり出荷作業したりのお仕事をしています。

トロールビーズを身につけてくださっているファンの皆様、

それはデンマークから日本に届いた後、

タータがパッキングしたビーズでございます。

昨日のアフタヌーンティーは、

タータも混ぜていただいて、

和やかでとても素敵なひとときでした。

つづく。