このブログを長く読んでいてくださるみなさんなら、
もうステッチガールズのことはよくご存知だと思いますが、
47人のステッチガールズは、
最近ここを拠点に活動しています。
NASAの開発した球形の投影機。
あれのある建物内に、
このステッチャールームが出来ました！
ディスカバリーセンターを運営する会社さんが、
無償で解放してくださっています。
「女性の働きやすい環境」については、
あちこちで言われていますが、
この子供の遊び場併設のステッチャールーム、最高ではないですか。
保育士の資格を持つステッチャーさんが、
子供達の面倒を見てくれる間に、
ママは、チクチク。
チクチク。
チクチク。
チクチク。
チクチク。
来年に向けて、
5000個の発注を取ることができまして、
これからその商品刺繍にとりかかります。
NHKも取材に来たりして、
復興の新しいカタチを提案しています。
最初は「まったく」刺繍の「し」の字も出来なかった漁師のオバちゃんや、
お腹に赤ちゃんがいたママ達が、
二人目を産んだり、
そんなふうにしながらここまで来たことに、
あらためて胸が熱くなりました。
刺繍って、すごい。
…今から20年くらい前に、
雑誌「ミセス」に出ていたテーブルクロス。
とてもとても美しい刺繍のテーブルクロスだったのですが、
それはフランスの職業婦人の手によるものでした。
戦争未亡人となった女性達が、
家庭の中で作り上げた刺繍作品。
それをフランスの食卓芸術に生かして彼女達は生計も、
心も立て直したといいます。
私はその記事を読んだ時から、
(いつかそういうことがしたい)
と、ずっと考えていたのでした。
…あぁ、熱くなってしまいました。
来年、
このみんなで東京ビッグサイトのホビーショーにでます。
このブログに集まるみなさんには、
ぜひホビーショーの応援をお願いしますっ。
どんな形になるかわかりませんが、
それで復興を支えるチカラに…。
私の小さな、ひとりのチカラでは何もできないけれど、
東松島みらいとし機構の皆様や、
地元の皆様、
このブログに集まる皆様のお力添えあってこそ。
そして、
淡々と笑顔で頑張るステッチャーのみんながいてこそ！
また逐一、報告してまいりますので、
今後ともよろしくお願い申し上げますm(__)m