私のマーメイド コレクションです♡
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ロイヤルコペンハーゲンの人魚像は、A.C.Perch'sのクリスチャンからのプレゼント。

最近はデンマークに行くと、紅茶を買いに行く際にバックヤードでお話したり、
お店が閉まった夜に近くのカフェで近況を語り合う仲になり友人に戻りましたが、
以前は紅茶の貿易で大変お世話になった恩人です。



クリスチャンが「僕の友人を助けてくれないか。」
と、トロールビーズデンマークのLiseとPeter夫妻に紹介してくれたことがトロールビーズジャパンの始まりでした。



その思い出のマーメイド。
クリスチャンのおかげで今の私があります。
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ですから、とても大切なマーメイドのビーズ。



人生に無駄なことなんてない。
全てが今に繋がっている…。
と、思います。
辛いことも、乗り越えたことも。
マーメイドのように。


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これは自分でコレクションに加えた、やはりロイヤルコペンハーゲンの小皿。



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これもロイヤルコペンハーゲンです。
デンマークに行くたびに少しづつ集めています。





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ハリウッドミラーに座っているこちらはリヤドロの妹ブランドの「NAO」のものです。
ずっと前に銀座三越のリビングフロアでポップアップショップをしていて、一目惚れしました。
ちなみに奥にあるティンカーベルのティーポットはフランツコレクションのものです。




…さてこの8月23日に、コペンハーゲンの人魚像が100周年になります。



あらためてアンデルセン童話の人魚像のお話を…。
そして、私の祖母の姉のことにも触れましたので読んでくださいね♡
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マーメイドの物語
  • 人間の王子に心を捧げて、泡となって消えた人魚姫…美しくも悲しく、そしてロマンチックな「人魚姫」の物語。だれもがそのあらすじをそらで言えるほど有名です。

    幼いころ絵本で見た方もいれば、大人になってから文章で読み直した方もいるでしょう。あるいは、映画や舞台などで観た方もいるかもしれません。

    さまざまな形で世界中に広がり、いつまでも心に残る物語として現代に受け継がれた「人魚姫」。

  • 悲しくも崇高な人魚姫の愛

    ご存知の通り、「人魚姫」はデンマークの童話作家であり詩人でもある、ハンス・クリスチャン・アンデルセン(1805年~1875年)が世に送り出した童話のひとつです。

    15歳の誕生日に、人魚姫が目にした美しい人間の王子。

    難破した船から王子を救ったものの、それを告げる術がない人魚姫。

    ただただ王子が恋しい一心で、誰よりも美しい声と引き換えに、人間の足を手に入れて王子のところへ行き、宮殿で一緒に暮らすようになります。

    しかし、幸せな日々は長く続きません。人魚姫が事実を伝えられないまま、王子は別の娘と結婚することになりました。

    恋が叶わなかった人魚姫は、泡と消える運命。しかし、姉たちから「王子を刺せば人魚に戻れる」と海の魔女にもらった短剣を渡されます。

    人魚姫には、王子を刺すことができず、自ら泡になる運命を選び、海に飛び込むのでした。

  • 「死」こそが至高の世界

    人魚姫の純粋な愛、そして報われることのない悲しい結末は、一度聞けば忘れられないほど強い印象を残しています。

    このようなロマンティシズムは、作者であるアンデルセンの思いが影響しているといわれています。

    両親に深い愛情を注がれて育ち、創造力を養ったアンデルセン。

    しかし父親の死後は幾度も挫折を繰り返し、生活に困窮した時期もあったということです。

    そのようななかで、世相を見つめ、人間を見つめ、いつしか独自の世界観を作り出していきます。


    アンデルセンが生きていた時代、貧困層にとって生きることは苦しみの連続であり、死は苦しみに終止符を打つもの、すなわち救いでした。童話という形でアンデルセンが訴えていたのは、無関心を装う社会への嘆きだったともいわれています。

    「人魚姫」のほかにも、「マッチ売りの少女」のように死で救われる主人公の物語があります。

    一方で、「みにくいアヒルの子」や「親指姫」のように、苦労の末にようやく幸せを得る物語もあります。

    これらは、当時のデンマークの貧困層にとっての願いや夢を反映したものだったといえるのかもしれません。

    当時のデンマークは、ほんとうに冬の街頭に裸足の女の子が佇んでいた時代だったのです

  • デンマーク名物「人魚姫の像」誕生から100年

    世界的な観光名所として知られるコペンハーゲンの「人魚姫の像」は、コペンハーゲン港を望む岩に腰掛けています。この像が公開されたのは1913年8月23日。

    ちょうど100周年を迎えようとしています。

    人魚姫像制作の立役者は、デンマークの世界的ビールメーカー「カールスバーグ」創立者の息子カール・ヤコブセン。

    バレエとして上演された「人魚姫」に感銘を受けて、彫刻家エドヴァルド・エリクセンに人魚姫像を作ってほしいと頼んだのだそうです。

    アンデルセンの原作では、腰から下が魚であった人魚姫ですが、この像は足首あたりまでは人間の足の形状で、その先だけが魚になっています。

    これは、モデルになった女性があまりに美しい足だったために、鱗で覆うのが忍びなかったからだとか。

    実はこのモデルになったのが、私の祖母のすぐ上の姉です。



    コペンハーゲンの穏やかな海を背景に、静かに佇む人魚姫。

    じっと見つめていると、人魚姫の孤独と苦悩、たおやかな美しさ、内に秘めた強い愛…そんなものまで伝わってくるようです。