皆様、おはようございます。



今日からカテゴリーに「刺繍」を追加しました(^ ^)





昨日も書きましたが、
震災で甚大な被害を受けた東松島は、デンマークと姉妹都市でしたから、震災後に世界一早く駆けつけてくださったのがデンマーク皇太子様でした。




その東松島では「かつて戦争で甚大な被害を受けたデンマークが、国土のかなりを失った時から国勢をつけて立ち直った」デンマークに習い、
その礎となったフォルケホイスコーレ(大人も入れる職業訓練校みたいな楽しい学校)を出来ないだろうかと。


と、「東松島市・環境未来都市構想」を立ち上げたHOPEさん。




そんなお話を電通の方に伺ったのが、
昨年の秋でした。


それまで、心のどこかで(いつか実現したい…)
と、考えていたのが刺繍のこと。





もう20年くらい前に、
雑誌「ミセス」のモデルをしていたころ…。

フランス刺繍のクロスとナフキンの、
それはそれは美しいテーブルセッティングの特集に目が釘付けになりました。



それは戦争後のフランスの孤独な女性達を救った財団の、刺繍作品展のページだったのです。


私はその完成度の高さ、
刺繍の美しさ、
そもそも孤独な女性を刺繍に駆り立てる何か…。
もう、それは私にとって衝撃で、
何回もそのページを見ていたものです。



フォルスホイスコーレは、
姪も一年間行きましたが、
デンマークの大人の生涯教育の場で、
誰でも入学できて、
英会話からアート、建築、インテリア、
刺繍、クラフトなど数十もの授業を好きに受講する寮生活スタイルです。



そこで、
東松島の話。



私は、仮説住宅や自宅で出来るクロスステッチ(デンマーク刺繍はクロスステッチ)を希望される方々に教える大人の学校の先生をすることになりました。
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これは、先週ついに刺繍糸の色を決めているミーティング。



みんな、仕事の合間に夕方から集まりミーティングを重ねてきました。

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私の刺繍カフェに昔からいらしていた方はご存知の「刺繍王子」こと
DMCの小山田さん。

刺繍王子時代は、まさかの今はDMC代表取締役になられました。


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それから、ニット作家、クラフト作家の岩切エミさん。
いつもニコニコの、最高にチャーミングな女性。



このクロスステッチが完成したら、
まず二枚組のタオルができます。
バスタオルとハンドタオル(^ ^)


たぶん4月に。
絶対に。



そして次には刺繍の施されたエプロンやトートバッグやハンカチにして販売し、
東松島の方々が(いつかはママ達だけでなく、特に高齢者でお元気でいらっしゃる方々)が社会との繋がりを永続的に持てるようにします。




また、この私達が自腹で買おうと思っている刺繍のキットを購入するための材料費を出せるという方のために、
いずれは何かお願いいたします。





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楽しく仕上げていきたいです(^ ^)