今日はフィン・ユール祭(と、勝手に命名)の第二日目。



二子玉川ライズのイルムスで、
昨日も書かせていただきました東海大学教授の織田先生の講演があり、
聴きにいきました。



みなさまが、
いつも私のトークショーを始まるずっと前から椅子に座り待っててくださるみたいに、
私も最前列に座りました。
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さすがイルムス、椅子が違います!



織田先生のお話は、
何故、北欧の家具は無駄がなく美しく、機能性がいいのか。
家具は、無理してローンを組んででも末代まで引き継ぐことの出来る良いものを買いなさい。
ファストファッションのような「お値段以上○○○」の家具は、「お値段異常」ですよ。
時給いくらで働いている労働者のことまで考えたことがあるか。
といった内容でした。



ご自身の、若いときの月給の1/3をつぎ込み買ったイギリス製のカシミアとミンク織の美しいマフラーを見せてくださり、
「高い買い物をしましたが、65歳の今でも使えるものです。シンプルな黒だから」

などなど、含蓄のあるお話ばかり。



先生の御宅は、北海道の旭川で、
5000坪だそうです。
昨日、御宅を出る時は氷点下36度だったそう。
「僕は、大阪から移住してこの土地を300万で買った」
が、日本一番のフィン・ユールの研究者、コレクターでいらっしゃる。
ハンス・ウエグナーと合わせると300もの椅子や家具をお持ちで、
それは1970年代に本当にフィン・ユールともウエグナーとも何度も会い交流した頃からのコレクション。



生き方、暮らし方で、なにが豊かで、
なにが貧しいのか、
とても考えさせられる時間でした。



最後に、
このアヒルの置物やフィン・ユールのステンレスプレスした鉢などを復刻させ、
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世界中で人気を博するアーキテクトメイドの社長と先生と、
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そして、そのアーキテクトメイドのセールスマネージャーとして来日していたオーレ!
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オーレは、偶然にも私が2003年に秋野暢子さん、山下久美子さんと行ったテレビ特番の時のコーディネートしてくれて、
二週間も一緒に過ごしたオーレだったの!



びっくりしたけど、嬉しかった!



ありがとうございました(#^.^#)