小春が大学受験のために準備し始めたのは、受験のずいぶん前。





まず、インテリア専門のワークショップに行かせたのが高2の夏でした。







私ね、すごく忙しいし、ドンクサイのが分かっているから、子供のことで間違いがあったらタイへンなので、
いつも妙に早くから動くの。






造形だったので、
デッサンのクラスに通わすのも、
画材を買うのも初めて過ぎて、
これでいいのかな~と、
母子で不安をいっぱい抱えての日々。





つい、もっともっと。
美術の塾もたくさん行くべきなのか、
行かないべきなのか。




誰も教えてくれないし、
尺度がわからないし。






傍で見守る母の日々。
何にも手伝えることなどなく。






これでいいのか、よくないのか。




建築(^_^;)なんて言われても、
何プレゼンすればいいの?






で、悩んだ挙句に、
オープンキャンパスで見た先輩方の製作していたインテリアの模型を作ろう!ということになり、東急ハンズに通う日々が始まりました。







インテリアだから、
私も好きな領域で、ついママにもやらせて(^_^;)と、やりたくなるような内容。





でも、やらせてくれる訳ないでしょ(~_~;)






ホントは私も作りたかったけど、
仕事があるので、この夏も出掛けっ放し。



思い出してみれば、
家庭教師の先生が来てくださる金曜日の18時に、先に帰りスリッパ出せたのなんて、この4年で5回くらい。

いつも、ホントに情けなくて、間に合わない自分の、だけど、仕事だから仕方ない!って自分を激しく励まして。
おやつ用意して出掛けるのが精一杯で。


手作りなワケないわよ(^_^;)




そんな時に、いつも思い出したのが、
今は葉加瀬太郎さんの奥様の、高田万由子ちゃんの言葉。


『万由子ちゃんのママ、どうやって万由子ちゃんが東大受験するのを応援してたの?』

『それがね、ミリさん。ウチの母ね、ママちょっとパリに行ってくるわね、とか言って、高3の夏に一ヶ月もいなかったの!放っておかれたから、かえって良かったの(^_^;)』




ま、東大は努力して入るとこじゃなく、もともと天才の行くとこだから。
比べるのも可笑しいけど(^_^;)




しかも、ま、おばあちゃまがいらしたから出来るパリ逃避行のスゴ技だけど、ね。






だけど、ここだけは一緒について行ったシャトーボンボン。



こいちゃんが作品製作の後で見学させていただき、プレゼン資料に貼りつける写真を撮らせていただいたのが、
原宿キャットストリートにある
シャトーボンボン。
☎0368051764
photo:01




ここは、きっちゃんも憧れた(私が憧れたと言ったほうがいいけど)
ニューヨークのパーソンズを卒業した日本人女性のリナさんが始めた
インターナショナルスクール
&ワークショップ&パーティクラブ。
photo:02





幼稚園に通う前の、2歳くらいから行ける託児所なの。
photo:03

photo:04


リバティープリントで動物を表現したり、星の数で算数の基礎を学んだり。
photo:05

photo:06


子供は、パスポートを持ち、世界中を旅するように文化を学ぶキンダースクールです。
めちゃくちゃ可愛いでしよ。
孫が出来たら通わすわ!




で、ここのインテリアのことをプレゼンして、
WWDというファッション新聞の記事など参考資料にして、
『働くママが助かり、子供の感性も磨くことのできる託児所のインテリア』
というプレゼンと模型を作りあげることが出来ました。





面接で一番聞かれたのは、
『この模型は、シャトーボンボンに行く前に作りましたか?』
という点。





ですよね。
オリジナルデザインが出来ないと
建築家になんて、なれないですからね(^_^;)

こいちゃん、よく頑張りました!




シャトーボンボンのリナ ボヴリース先生、モデルちゃんになってくれた、きとちゃん。
ありがとうございました!




さあ、ま、まだまだこれから。
高校をちゃんと卒業できないことにはね_φ( ̄ー ̄ )
がんばりゃ_φ( ̄ー ̄ )










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