大阪には、名だたるホテルがあることはご存知の方も多いと思いますが、

スタッフ全員で真夜中に飾るというクリスマスデコレーション、

私はここのが日本一だと思いますが、

エレガントさ、完璧さでは群を抜く

リッツカールトン大阪 や、




ミュージカル舞台「アニー」のセリフにも出てくる、

アメリカで大金持ちの象徴といえばセントレジス

......と言われながらも、

日本ではやっぱり若い人達の見物的ホテルになってるかなと

今は感じる

昨年10月にオープンしたばかりのセントレジスホテル大阪





そんな中で、やはり威風堂々という感あり、

環境やアプローチも含めて風格があり、

私が出会った芦屋のパン教室に通ってくださった生徒さんたちも、

やはり重みが違うと口をそろえたホテルが

リーガロイヤルホテル大阪。  





そのリーガロイヤルには、

阪神間のマダム達御用達のパレロイヤルという

地下のアーケードがあります。




脈々と40年以上前からマダム文化が育ち、

ちょっと普通では近づきがたい

ブティック文化が培われてきました。

高級子供服のシモネッタがあるといえば、

「あ~あ、わかるー」

と解っていただけるでしょうか。




東京で言うと、昔の東京プリンスホテルの西武PISA

がいまだに続いている感じでしょうか。

西武・そごうの高輪会、

伊勢丹の丹青会、

銀座サンモトヤマの....

帝国ホテル、ホテルオークラ、ニューオータニにもある

独特のマダム文化です。




また紳士の文化といえば、

1階のLEACH BAR。

ここは、今まさにインテリア界で流行の「民芸」の宝庫。



民芸といえばバーナード・リーチですが、

このLEACH BARは山田五十六の設計でバーナード・リーチがデザインを担当し、

陶板壁面の、滋味豊かな表情がたまりません。

浜田庄司窯で焼いた復刻版の器でいただけるというバーがあり、

ここのBARで飲みたいがために、

大人になった気分でホテルが誇るバーテンダーと語らうために、

また翌朝の日本一の朝食をいただくために

無理にでも一泊したいホテル。




それがリーガロイヤルホテル大阪です。






ちょっと前置きが長くなりましたが、

ここに「ブティックHIDE」という知る人ぞ知るブティックがあります。

この石田 秀 さんは、

こんなご年齢ながら(失礼!)なんとニューヨークのFIT

あの、PARSONS大学と並んで世界一、二を争う老舗ファッション大学を

ご卒業のデザイナーさんです。




このリーガロイヤルの地下で29年君臨し続け、

フランソワーズ・モレシャンさん、野村佐知代さんはじめ

顧客様には蒼々たるマダム達そして、御令嬢の皆さま達。



サバサバしながらも、温かい人柄のヒデさんは、

めっちゃ怖そうだけど、本当にめっちゃ優しくてプロフェッショナルで、

私は女性としてその品格に胸打たれることしばしば。

しかも!!

驚くべきことに、

ヒデさんはついには関西電通の副社長も務めたお方の奥様であるという....。

海外の正統派マダムを地でいくスーパーレディーなのです。




では、なぜヒデさんが、その長きにわたりリーガロイヤルで

ブティックを続けることができたのか、

ここに関西独特の服飾文化のカギが隠されております。



実は、関西というところは服装とオシャレに関しては

関東とはまた違ったこだわりがあり、

どこかのパーティーで誰かと同じ服やドレスになろうものなら、

赤っ恥。といった揺るぎないポリシーが受け継がれています。


つまり、関東の私たちが、ブランドブランドと追うあまりに

松濤幼稚園や慶応幼稚舎の入学式で同じシャネルスーツのバッティング。

といった

(ないか、シャネルスーツは....へへ)(笑)

そんなことなど、「ありえへん」服装文化のある地域なのです。




そこで一点もの!にこだわり、脈々と顧客様を満足させてきた品揃えと

ヒデさんの頭の切れる会話にファンが多く、

この長きにわたりパレロイヤルを支えてきたという訳です。




岡田美里オフィシャルブログ「Champgne Cake」シャンパンケーキ powered byアメブロ

で、本当に前置きが長くなってごめんなさい。

今度、そのヒデさんおお声掛けで、

このリーガロイヤルの地下にあるフランス陶器のベルナルド が主催となる

ダマンフレールの紅茶 が供されるアフタヌーンティーパーティーが催されます。




フランスを代表するベルナルドは、

1863年フランス有数の磁器の町、リモージュ地方に創業。

ナポレオン3世の皇室ご用達となり、

1925年にパリ万国博覧会で金賞を獲得したことを皮切りに

数多くの国際的な賞を受賞。今日も各国の王室・皇室はもとより、

世界の一流ホテルや三ツ星クラスのレストランなどで広く愛用されています。





ぜえぜえ。



もしも、こんなアフタヌーンティーのホテルショーに、

(行ってみたいわ。)

と思われた方は、下記からお申込みくださいね。


ベルナルド

リーガロイヤルショップ一周年記念イベント





私も今回はさすがに2時間という、しかも老舗ホテルというプレッシャーに

押しつぶされそうになりながら、

ピアノ演奏とコーラスという....

なんと岡田美里史上 初のバックバンド付きで(笑)

皆さまに楽しんでいただけるようリハーサルに励んでまいります。


お洋服はもちろんヒデさんオリジナルデザインのワンピース。

そしてステージの家具はRIPUBLIC STORE OOSAKA

フランスからは、ベルナルドの社長様もいらしてくださり、

マダムベルナルドのオリジナルレシピという

タルトタタンがいただけます。


岡田美里オフィシャルブログ「Champgne Cake」シャンパンケーキ powered byアメブロ




一応ね、1990年代に最もディナーショーのオファーの多かった歌手さんの

エクストラワイフという肩書を生かし(笑)

飽きのこないエレガントな演出で楽しいでいただこうと思っております('-^*)/

私もワンピースですから、お気軽にね。

(こんなに長い話しといて、お気軽というのもなんですわね。)



ぜえぜえ。