the last of us

 

PS3で遊んでみたが、話が進まず諦めたゲーム。

毎回、しょっぱなのゾンビ襲撃シーンで肩を噛まれて終了。

 

うん、コントローラーが操作できなくて、無理ゲーだった。

動体視力も反射神経も平均以下だと思い知らされた。

サバイバルアクション、さくさくプレイできたらな~。

『ペルソナ5』で遊ぶのが限界、今のところ。

♡尊い、福山潤、尊い♡

 

その『ラストオブアス』がドラマになって1月から配信されている。

イギリスだと NOW TV (Sky Atlantic)、日本だと U-NEXT で視聴可能。

[E9が最終話で3月12日に放送されたが、まだ見ていない。

近いうちに最終話まで視聴予定]

俳優さんの配役がぴったりで、みなさん演技が上手いし、脚本もよくできている。

E1なんか、ゲームの再現性が高いと思った。

(それ以上進めなかったので、残りのエピソードは忠実かどうか不明)

 

で、まあ、人間がゾンビ化する感染症が蔓延する世界で、

中年男性と少女がサバイバルするお話となっている。

それで、感染源はウイルスでも細菌でもなくて 

fungi = 菌類(きのこ・カビ・酵母など)なんだよね。

ものすごい勢いで菌糸をはびこらせている様子が、

人間版の「冬虫夏草」そのもの。

 

まったくソックリなの。

冬虫夏草によってゾンビ化した蟻の形態と。

[YouTuberの うごめ紀 さんという方が、

冬虫夏草の動画をあげていらっしゃいます]

 

ドラマではゾンビがつぎつぎと人間を襲って、

ゾンビ化感染を広げていくという恐ろしい展開。

絶体絶命の大ピンチ、人類滅亡の危機に立たされる地球。

 

 

 

だが、実際にはこんな事態に至らない。

なぜなら、微生物は宿主がいなくなると困るから。

 

自然界でも、冬虫夏草に乗っ取られた蟻は、異常な行動をとる。

自分の意志に反して、体のコントロールが利かなくなってしまう。

感染した蟻は、群れから離れ、

上の方の枝まで登り、枝に噛みついたまま絶命する。

外骨格は蟻のままだが、中身は冬虫夏草に入れ替わる。

体表にもきのこが現れ、成熟すると胞子をばらまき、次の宿主へ。

 

宿主の絶滅なんて、ありえない。

微生物にとって何のメリットもない。

だから、大部分の蟻は感染を免れる。

 

他の生物に寄生する生物は、

いつでも共存を求めている。

 

全てを奪いつくそうとするのは、

人間だけなのではないか。

 

必要な分を必要なだけ、いただく。

余ったら欲しい人に、さしあげる。

循環が順調に行くのであれば、多くの問題は解決だ。

 

独り占めも、万が一の備えも、

妄想が作り出した不安に乗っ取られている証拠。

不安というものは、どうやら、自分で作りだしているらしい。

 

妄想のポジティブな使い方を教えてもらったので、シェアしたい。

「イメージするのは、良いことだけにしてごらん。いい人生になるから」

「困ったことが起きたら、その時に対処すればいいんだよ」

「そう考えるだけで、できることが増えて、心が豊かになる」

 

「失敗していいから、やってみなさい」

「どんな結果でも、たくさん褒めてあげるから」

「いつでも、あなたの味方だよ」

 

物事の捉え方、要は、 見方を 味方にしてみなさいということらしい。

一番サポートしてくれるのは、自分自身なんですって。

だから、自分を敵に回すのが一番愚かなことらしいです。

 

 

 

 

[土星の魚座入り]

数日前の満月の日(3月7日)に、

2年半ほど水瓶座に滞在していた土星が、魚座に移動。

これから2026年の2月まで土星は魚座に滞在する。

(2025年に牡羊座を逆行する期間があるが省略)

 

”土星が魚座に移動”でググると占星術的観点からの記事がたくさん出てくる。

ざっと目を通すとこれから色々と変化がありそうな印象を受けた。

 

タロットにも【魚座の土星:Saturn in Pisces】と対応しているカードが存在する。

小アルカナの【カップの8】である。

今回は【カップの8】から【魚座の土星】が

どんなことを示唆するのか考察してみたい。

 

小アルカナカードは全部で56枚あり、

ワンド(火の元素)・カップ(水の元素)・

ソード(風の元素)・ペンタクル(地の元素)という

4つのスート(四大元素)から成る。

小アルカナは宮廷の人物が描かれている16枚のコートカードと

 Ace から10までの40枚の数札で構成されている。

 Ace のカードは7つの惑星(太陽 月 水星 金星 火星 木星 土星)全てに対応する。

★ Ace 以外の36枚の数札、各スートの2番から10番には

占星術の36のデカンが割り当てられている。

【魚座の土星】に対応するデカンの期間は2/19~2/28 

魚座の第1旬:海王星の影響を受けた最も魚座らしい魚座の性質を持つ

関連付けられている小アルカナのカードは【カップの8】

カップの元素は[水]女性性:感情、感覚的、霊感や感受性、流動性、受け身

魚座も[水]の宮で柔軟宮(変化する)

 

生命の木(セフィロトの樹)で8番の数札は⑧のホドに対応する。

セフィラ⑧のホド「 ☿ 水星:栄光」

セフィロトの樹は、縦に並んだ3本の柱で成り立っており、
⑧のホドは左側は峻厳の柱(厳しさ)の一番下に位置している。

峻厳の柱は収縮して形づくるといった女性原理を象徴する。
8という数字が表しているのは、
異なるものへ統合した要素が均等を取り安定している状態。
8を横にすると無限のシンボル、レムニスケート曲線になる。
ホドを司る ☿ 水星は理性や判断力を象徴している。

 

 ♓ 魚座の目的意識「こんなふうに」

隠れて、密かに、直感的に、はっきりさせないで、曖昧に、漠然と、

理想的に、夢の中で、幻想を追って、欺いて、逃避的に、奉仕しながら、

献身的に、超意識とつながって、神と共に、超越して、時空を超えて、など。

 

魚座は12星座の一番最後。

形作っていたものが溶け始める。

自分と他人の境界線を融解する段階。

死を迎えることによって宇宙と一体になり、

次の循環のサイクルへとつながっていく。

 

 ♄ 土星のやり方「こうする・こうしたい」

時間をかける、責任を持つ、苦労する、我慢する、制限する、

束縛する、地道に努力する、やり遂げる、必ず結果を出す、など。

 

土星のキーワードは、表面的にはネガティブな印象。

楽して夢を信じてなんとなく~♪は許されない。

ぼんやりと、あさっての方を向いていると、

「現実」を突きつけてくる厳しい指導者。

だが、それ相応の努力は必ず報われる。

鍛錬して成功させる惑星。

土星の力が働かないと何事も完了しない。

実行に導き、実現させるのが土星。

 

 

土星が魚座に入るとどうなるのかカードを見てみよう。

 

 

【カップの8】

 

手前には8個のカップが並べられている。

あと一つ置けば9個になって完成を意味するのだが、

この人は立ち去る選択をしたようだ。

 

空には月食の月が描かれている。

絵師のパメラさんがこの絵を描いていたであろう

1909年の6月に英国では皆既月食が見られたそうだ。

"Secrets of the Waite-Smith Tarot" の著者によると

彼女が滞在していた地区では晴天で、月食が観測可能だったらしい。

満月の前にあるのは太陽で、夜だから眠っているのだと謎が解けた。

 

カップは水のスート、感情、愛、直感などを意味する。

集めて来たカップでは感情が満たされない。

自分が求めているものとは違う。

無駄なことをしていたのだと気がついて、

次の段階へと進んで行く。

行く手には険しい道のりが待っているが、【XI:隠者】と同じ杖をついて進む。

杖はワンド、火のスート、意志が固まったことを表している。

纏っているのは「赤」、熱意を示唆する色の服と靴。

この人は自ずから、勇気を出して別の道へ進むことを選択しているのだ。

心が苦しいのなら、ここで終わりにする。

この状態を続けても、心が満たされることはない。

積み重ねてきたのは、幻想。

自分自身を欺いていた嘘。

土星が終わらせる。

 

 

[今後2年半ほど土星が魚座に滞在する期間に覚えておきたいこと]

土星師匠は怠け者や白日夢にひたって現実逃避している人間に容赦ない。

魚座的にふわふわと夢想して、理想を追っているだけではダメ。

努力を怠り、なにも実行していないと「はい、強制終了」。

 

心が疲れていると何かやりたくてもできないよね。

辛いから現実よりも、妄想っていう逃げ場が欲しいよね。

 

「やりたいのにできない」「やるのが怖い」という時は、

あなたの中の土星師匠が制限をかけているんだ。

惑星の働きがネガティブに出てしまっている。

できないからやらない ⇔ やらないからできない の無限ループ。

 

土星の能力は、コツコツ毎日積み重ねて相応の成果を出すこと。

試練を克服して成功させること。

 

「完了させる」という行為には土星の力が働いている。

トーストを焼いた、プールで泳いだ、なにかが完結したのは土星のお陰。

誰もが日常的に使っている能力なんだ。

今では自動操縦でできることも、初めて挑戦したときは、

緊張したり不安だったりしたはず。

すぐに上手く行くことなんてなくて、たいていは失敗から。

 

どんなに辛くても、一度でもやり遂げることができると、

努力を賞賛してくれて、次は手加減してくれる。

悪条件だった制限がゆるくなって、やりやすくなる。

土星が活かされて機嫌がいいと、制限や束縛を取っ払って、

結果を出す方に全力支援してくれる。

土星は使い方次第なんだよ。

 

自分からやらないと「制限」をかけてくるから、

余計できなくなって「制限」が増える。

 

やりたくないことをやらされ続ける。

この悪循環から抜けるには?

 

 

 

毎日、多少辛いと感じることを自分からやってみること。

おススメは『毎日20分間の筋トレ』または『毎日20分の有酸素運動』。

どちらか好きな方を今日から始めよう。

土星師匠に努力を認めてもらおう。

 

どんな成果がでるか、2026年が楽しみだ。

 

 

 

自らに由る