少し前に読んだ新聞の人生相談に、


人は、間違っていることが

わかっていて、あえてそちらを

選ぶこともある」と、


だから、

後悔のないようにする事が

大切だと書かれていた。

それは結婚相談だった。


高橋源一郎さんの回答にあった

その言いきった一文は、

私にとっては

結構、衝撃的だった。


そして、不倫夫達を思った。

不倫夫達の多くも

不倫が間違っている事は、

分かっていたはずだ。

けれども、

後悔がないようにする覚悟は

なかったのだろう。


覚悟もないのに、

そんな事をするな、と

言いたいけれど後の祭りだ。

思いきり後悔するしかないだろう。


ただし、中には、後悔できる人なら

まだましなのかもしれないと

思う事さえあるが。


妻達は離婚しないと

覚悟を決めたのなら、

後は、夫達が疲れ切って、

逃げられなくなるまで、

時に精神的であったり、

肉体的であったり

何らかの大小の負荷を

ちょこちょこかけてあげながら、

待つことになるのだと思う。 


随分、楽観的かもしれないけれど、

他に何かできるだろうか。


待つ時間が

どれくらいかかるのかは

分からない。

けれども、

もし気持ちが許すなら

今どの辺を逃げているかなんて、

ずっと見続けないで、

少しでも待っている時間を

自分のために使う方が

得策だと思う。


何かに夢中になったり、

目的や目標があれば、

時間は早く感じるし、

転んでも、又は、転ばされても

ただでは起きなかったり、

災いを転じて福となそうとするのは

前向きで精神衛生上も良いと思う。


今はそんな事できないよ、と

思うだろうし、

そこまで気持ちを持って行くのは、

簡単ではないと思う。

けれど、いずれ気持ちが

真っ暗などん底から

ゆっくり上がってくる時が

来ることもあると思う。


やっぱり楽観的過ぎるだろうか。


一人に一つの大切な人生で、

誰にも平等な一日24時間だ。

そして、

100%確実なものなどない中で、

唯一確実なのは、「死」だけだ。


妻達は、

自分の望むとおり

どんな選択をしてもいいと思う。

途中で気が変わってもいいし、

今は選択さえせずにいてもいいとも思う。


ブログを読んで考えても

不倫の具体的な解決策は

法的な事を除いて、残念ながら

思いつかない。


不倫夫達の事など

どーでもいいけれど、

ただ、妻達が、

少しでも早く前を向けるよう、

自分の本当の心の声が聞けるよう、

自分の人生を生きられるよう、


心から願っています。



(*はっきりとは決めていませんが、

これが多分、自分のブログの最終投稿に

なるような気がしています。

ブログを読む方はまだ続けるつもりです。

ありがとうございました。)