バスの車窓から見えた桜の大木、
満開だったので観に行ってきました。
黄緑色の葉と共に咲く
自然な佇まいのオオシマザクラ。
向こう山の桜は
花が桜色でヤマザクラのようです。
鎌倉では
黄緑の葉と共に白い花が咲くのが
オオシマザクラ、
飴色の若葉と共に桜色の花が咲くのが
ヤマザクラ、
総称で「ヤマザクラ」と呼ぶようです。
この道は古くは
「柳谷戸」と呼ばれた地区だと憶います。
古い農道のようで
道祖神と小さな祠が祀られています。
道祖神とは
村境や峠、辻、三叉路などの路傍にあって
外来の疫病や悪霊を防ぐ神様だそうです。
道祖神のやや下に
小さな鳥居と祠があります。
個人でお祀りされているものかもしれません。
奥に雛壇の農地があります。
坂を下り、
オオシマザクラを見上げると
タチツボスミレが咲いていました。
この街は
鎌倉の中では観光地ではないので
里山の風情が残り
なかなか良いものです。