北鎌倉の長寿寺様は
足利尊氏ゆかりの非公開のお寺ですが
季節限定で週末のみ(雨天中止)拝観できます。
6/30(金)は今季公開最終日だったので
思い立って参拝してきました。
お寺のしおりと絵葉書をいただきました
絵葉書は鎌倉を代表する写真家撮影のものでした。
長寿寺様までのアクセス:
浄智寺様前の踏切を渡り
建長寺様方面へ歩くと
亀ケ谷坂手前の斜面に
長寿寺様の美しい紫陽花が見られます。
下草が丁寧に刈られた紫陽花たち、
参拝者を静かに迎えてくれます
長寿寺様の階段下。
普段は特別配管の案内は出ていないのですが
門前までは上がることができます。
特別拝観では境内では私語厳禁、
紙袋などの音の出るものは受付に預けます。
最終日で拝観者も少なく
若い女性がお独り座禅をくんでいらして
彼女に導かれるように
私も静かに坐り、また、庭園を歩きました。
いつも門から拝む茅葺の観音堂は
奈良の古刹から
大正時代に移築されたそうです。
実は私、最近、
ネットで小津安二郎監督作品を
繰り返し観ているのですが、
原節子さんの代表作で
北鎌倉が舞台の「晩春」で
冒頭に一瞬映るお茶席のお堂は
長寿寺様の観音堂では?と気付けました。
検索しても情報がなく確信はありませんが。
小津監督作品は
世界中の映画監督に影響を与え
基盤になっているので、
教養として観ていないと
恥ずかしいなと思っています。
観音堂のこと、気付けてよかった!
一年前半の締めくくり、
良い一日でした