昨年年末あたりから急に今まで食べれなかったものを食べ出した娘

 

食事の時間も今まできっちり決めていたのにかなりルーズになってます

特に夜は寝る寸前まで食べています。チマチマと、、、ですが

 

私にとっては【驚くほど急に変化】したので

なぜ急に変わったのか、不思議に思ってました

 

と、いうより、正直、怖い。。。と感じてました

だって、食べた後の罪悪感や後悔からくる反動が必ずあると思ってたので

 

だけど、食べたことへの後悔を口にすることはなく、罪悪感も感じてないよう

に、本当に美味しそうによく食べてます

 

笑顔で食事をする娘の姿、ずっと見たかった姿です

嬉しい姿です

 

なんで、急に食べれるようになった??

聞いていいのかどうなのか

でもやっぱり聞いてみました

 

 

そしたら、、、

私の知らない間に、またしても摂食おばけとの闘いがあったようです

 

 

 

 

昨年、4月

娘は第一志望だった高校に合格でき、高校生生活をスタートさせました

新しい環境でのスタートは苦手な娘

きっとストレスを感じることが多く、そこから病状が悪化しないか心配でした

 

摂食障害であることを学校側に相談するかどうするか迷いました

が、娘の希望で高校側にはお伝えしませんでした

 

新しい生活に慣れるまでは、やはり少し食事量が少なくなったように感じてました

お昼はお弁当を持って行くのですが、お昼休みが短いとか、周りが気になるとか

いろいろな理由を言って残してくることも多かったです

 

だけど夏休みが明ける頃には、文化祭なども経験してだいぶ慣れたかなと

少し安心してました

お弁当も完食できるようになってきてたし、一日3食はそれなりに食べていたし、、、

 

完全に私の中で油断が生じてました

油断、というか、言い訳になりますが、そのころ父が他界し、実家のあれこれ

手続きに追われ、仕事も出張が多くなり、、、

私自身が自分のことでキャパオーバー気味でした

 

娘の食事面は主人に任せっぱなし状態でした

2週間に1回の体重測定も主人担当で任せっぱなしでした

 

 

 

11月頃だったか、娘が風邪をひき、熱を測ろうと襟元から体温計を

差し込むとき、娘の身体の細さに「え?」と思ったことがありました

 

鎖骨が浮き出て、上腕がものすごく細く感じました

そのころ、洗面所で娘の髪の毛が大量に抜けてると感じたし

一体何枚着てるの??というくらい重ね着をしてるし

 

”また、痩せ始めてる”

というサインはいくつか見えてました

 

だけど、主人が見ててくれているから大丈夫

高校へ毎日通えているから大丈夫

娘の口から「辛い」とか「苦しい」とか言わないから大丈夫

 

自分の忙しさにかこつけて、大丈夫と勝手に思いこむようにしてました

 

大丈夫なわけ、なかった

 

娘の体重はじわじわと減り続けていました

2週間に1度の体重測定では、測定前に水を大量に飲み、誤魔化していたようです

 

主人は測定前にこそこそ水を飲む娘に気づいていたようですが、

あえて気づかないふりをしていたそう(主人には主人の作戦があったようです)

 

高校入学時(学校で測定があった)38kgの体重は

11月の終わりに34kgまで落ちてしまったそうです

 

もちろん、34kgになっていたことは私は知らずにいました

主人もまさかそこまで減っていたとは知らなかったと

 

34kgって、、、要入院体重じゃん、、、

 

その話を娘から聞いた時、唖然としました

私は一体、なにをやっていたんだろう

何を見ていたんだろう

いや、見てたし、痩せてきてることに気づいてもいたし

なんで放っておいたんだろう

なんで確かめなかったんだろ

なんでなんでと自分への憤りと

 

なんでまた痩せたの?痩せちゃったの?

何が気に入らない?

何がそんなに辛いの?

行きたかった高校に行けて

食事の時間や、内容も希望通りにしてるじゃん

なにがいけないの?

と、娘に対する何とも言えない感情と

 

よくわからない怒りがこみ上げてきて

泣いてはいけないと思いながら、涙が止まりませんでした

 

また娘を苦しませてしまった

また痩せさせてしまった

 

私の中で痩せていく娘を見る事を拒絶してました

あの恐怖をもう経験したくなくて逃げてました

完全に現実逃避です 本当に情けない

 

ぼろぼろと泣く私を見ながら娘が入学してからのことを

ポツリポツリと話してくれました

 

長くなったので娘の話の内容はまた次回にしますね

 

娘が摂食障害になり、4年が経とうとしてます

4年という月日をかけても未だに、感情を大きく揺さぶられます

私が未熟なのもありますが、やはり、難しい病気ですね