気づけば11月・・・

久しぶりの更新になってしまいました

 

このブログを書き始めたのがいたのがもう1か月前でして・・・

(書いては保存、編集を繰り返してるうちに時間が経過してましたアセアセ

少し前の事なのですが、娘の将来の夢について触れる出来事があったので

備忘録として書き留めました

 

 

娘の高校では二年生から「理系」「文系」コースに講座が分かれます

夏休み前に文理選択の説明会がありました

 

「理系が得意だから理系」、「文系は苦手だから理系」

という選択の仕方ではなく、自分の進む道に必要な方を選択するように

要は大学受験を見据えて、受験科目を確認して選択するように

そんな内容の説明だったようです

 

 

「自分の進む道」 = 「進路」

 

 

摂食障害になってから、その日その日の事で精一杯で

大学とか将来の仕事とか・・・

私の中ではもう遥か遠いもののように感じてました

 

 

入院していたころは退院することが目標であり

退院してからは中学校に馴染むことが目標であり

高校受験を迎えた時はとにかく志望校に合格することが目標でした

 

志望校に入学してからのその先・・・

娘と話したことがありませんでした

とにかく高校3年間、無事に通えて、少しでも楽しく過ごしてほしい

私の中ではもう、それだけでした

 

 

娘は、長女が大学へ進学していることもあり、高校を卒業したら大学に行きたい

という考えではいるようですが

 

大学で何を学び、将来は何の職に就くのか

どこまで自分のこれからのビジョンを持っているのか・・・わかりません

 

夏休み明けには学校から三者面談の案内があり、

面談日までに家族でも文理選択について話し合い

どちらに進むか考えておいてくださいと言われてました

 

 

娘には「文理選択どうする?行きたい大学とか学部とかあるの?」と

何度か聞いてみましたが

 

「文系も理系もどっちも自信無い・・・けど、大学には行きたい」

との答えが返ってくるくらいで、具体的な話しがないまま

三者面談の日を迎えてしまいました

 

 

担任の先生から前期の成績表や定期考査の結果を渡され

「非常にまじめで、どの教科もしっかり学習できています」

と仰っていただけました

 

そして

 

「文理選択ですが・・・○○さん(娘)からはこのような希望書が出てます」

と担任の先生が見せてくれた用紙にビックリしました

 

用紙には、将来就きたい職業、そのために必要な資格、

資格に必要な学歴や実務経験、志望する大学名など、かなり具体的に

自分の将来についての考えが書かれていました

 

私の目が釘付けになったのは、将来就きたい職業の欄

何度か娘に聞いても言葉を濁していたので、まだそこまで考えられない

のだと思っていました

 

が、

 

【将来就きたい職業  看護師】

 

と、書いてありました

え???? 聞いた事ないけど????

 

それだけでなく、看護師になるために大学進学を希望、

看護師だけではなく保健師、助産師の資格も考えてると・・・

 

更に志望する大学名には地元の国立大の看護学部と県立の看護学部が

書いてありました

 

私が驚いていると担任の先生が

「とてもしっかりとした目標を持っていて、もう既に目標に向かって

頑張っている姿が見られます。国立の看護は難関ですが、このまま頑張って

いけば決して狙えないところではないですよ!」

 

 

「あ、いえ・・・看護師とか、国立大とか・・・すみません今、初めて聞きました

 何度か娘に聞いたのですが、具体的な話にならなくて・・・」

 

 

「え?お母さん、ご存じなかった?こんなに具体的に進路希望を出しているので

もうご家族と話し合って書いたのかと思ってました」

と逆に驚かれました

 

 

面談のあと、娘に聞いてみると

「大学のことはよくわからなかったから、お姉ちゃんに聞いた・・・」と

 

「看護師になりたいってずっと思ってた。だけど、自分がまだ病気だから

病気の人間が看護師になれるのかなっていう思いもあってママに言えなかった

ママはきっと反対すると思ったし・・・言いづらかった」

 

” 自分がまだ病気だから・・・ ”

 

そっか、そんなふうに思ってたんだ

将来の事、何も考えてないわけではなかった

なりたい職業がちゃんとあったんだ

 

「心配はするけど、反対はしないよ 立派な目標だと思うよ」

 

娘にはそう伝えましたが、正直、心配の方が上回ってます

 

恐らく、自分がお世話になった看護師さんに憧れて、看護師という

目標を持ったのだと思います

その経験が役に立つこともあるかもしれないけど、逆に、見えてない部分が

多すぎる、、、

今の娘の体力や精神力でやっていけるのか

 

今からそんな心配していてもしょうがない!

と頭の中を一掃させてもついつい同じことを考えてしまいます

 

ちなみに志望大学に関しては

「一人暮らしは絶対に無理だから。家から通える大学にした」

との事でした

そこもちゃんと考えてました・・・(長女からもアドバイスがあったようです)

今の食事内容を見ていても、ひとりで毎日食事を用意するのは

無理かなと私も感じてます

 

にしても、地元の国立・看護学部は偏差値をみてもかなりの難関アセアセ

昨年度の進路結果をみると、娘の高校からは合格者が出ていません

 

まあ、大学受験まではもう少し時間があるので、大学選びはもう少し

一緒に考えようと思います

 

 

摂食障害の娘さん方、みなさんお金にシビアだとよく伺います

うちの娘もかなりお金にシビアです

なので大学も私学ではなく国公立を希望するって節も大です

 

学費に関しては親にとってはありがたい一面ではありますが、

そこばかりに囚われて視野が狭くなってしまうのは嫌だなと・・・

一人暮らしは無理と言いながら、本当はお金がかかるからって考えなのかな

 

何はともあれ、高校から先の娘の進路希望がみえました

まだまだ低体重だし、拘りは強いし

娘自身も自覚しているように、まだ摂食障害というカテゴリーの中にいます

 

だけど、こうやって先の事を考えられるようになりました

心配しながらでも、将来というものを考えられるようになりました

 

前途多難だとは思うけど、親は応援するしかないですね