中学校の校医の先生から総合病院の小児科へ紹介状を書いて頂き

すぐに受診しました。

 

この時 身長154cm  体重33.8kg

 

この日診察してくれた総合病院の先生は若い男性ドクターでした。

一通り今までの経緯を説明し、娘の体重をみて

優しく丁寧な口調でお話してくれました。

 

このまま食べないでいると低体重で入院となること。

今、あなたは成長期であり、体をつくる大切な時期であること。

栄養を摂らないと集中力もなくなってしまうこと。

 

診察のあと、病院の栄養士の方から栄養指導もして頂き

1週間後、また受診の予約をいれてもらいました。

 

このままでは「入院」になる

 

その言葉できっと食べるようになってくれるだろう

入院は嫌だろうからきっと食べるようになるだろう

 

体重が減りだして比較的早い段階で医療と繋がれた事もあって

この時は少し安心しました

 

これで大丈夫。食べてくれる。元に戻ってくれる。

 

休校中だった中学校も来週からは分散登校が始まるところでした。

学校が始まるまでに少しでも体重を戻して、また元の生活に戻ろう。

元の生活にもどれば、きっと大丈夫。

 

そう信じてました。

 

しかしこの病はそう簡単には娘から離れてくれませんでした。

 

栄養指導で一日800カロリーは摂ろうと言われたので

それからの一週間、必死で800カロリー摂らせようとしました。

 

食べれるもの、食べたいものを必死で作ったり、買いそろえました。

 

けれど、食べてくれません・・・

 

食べないと入院になっちゃうよ

入院になったら学校行けないよ

 

何度も言って聞かせました

食べるよう、お願いしました

 

なにを言っても

泣いてお願いしても

 

娘は食べる事を拒み続けました

 

私はもうパニック状態でした

入院になってもいいの?学校にいけなくていいの?

 

・・・なんで食べてくれないの?

もう訳がわからない・・・そんな状態でした

 

そして1週間後、2回目の受診で

前回より更に体重が減っていること、約束だった800カロリー摂れていないこと

検査が必要なこと、行動に制限をかけなくてはいけないこと、などから

入院となりました。

 

2020年5月 総合病院小児科へ入院

 

この日から総合病院での怒涛の入院生活が始まりました

体重32kgになってました。