今回は、名人戦10名、交流戦10名の参加でした。
私の予想では、名人戦は多くても8名位だろうと思っていたのですが、予想を上回り、今年はみんなの気合いを感じました。

コロナ対策で、予選なしのいきなりトーナメント戦。
ただ1回戦負けの子は、慰安戦が設けられました。
保護者は中に入れず、外から観戦。
待合室もありましたが、皆さんガラス越しに熱心に観戦されていました。
例年ですと、この地域は雪も降りますが、この日は気温10℃以上のポカポカ陽気でした。


さて結果からいいますと、
優勝は、順当に5年生のA君。
棋力は抜き出ていましたので、よほどの事がない限り優勝確実でした。
同じ教室の子で、念願の全国大会です。

残るはほとんど息子と同じ3年生。
入賞を狙います。

が、
残念ながら1回戦で負けてしまいました チーン
棋力は同じ位の3年生。
1回戦 最後まで残って長引いていました。


家に帰って、対局を振り返りました。
(息子は後手です)
この時点では、先手の陣形の方が悪い気がします。
ただ息子も序盤で横歩取りされて、歩切れと3三が空いているのが気になります。

数手後、相手の3四桂打を気にして、攻めを急ぎ銀を打ったのですが、7五歩と突くか迷ったそうです。(既に秒読み)
でも7五歩の方がよかったみたいでした。

さらに数手後、
王手龍取りをかけられ…
持ち駒を全部投入して必死に粘ったのですが、1枚1枚剥がされ、ミスなく寄せられ投了となりました。
(7九龍の方がまだ続いたかもしれません)
でも気付かなかったから仕方ない
いや、前もって3三歩を打っておけば…
言い出したら切りがない 笑

相手は持ち時間を残し、息子は秒読みだったので、その辺でも差はありました。


と、こんな感じで同学年で棋力も同じ位であろう子が、息子も入れると約5名。
これからも闘っていくんだろうな…
ここからがまた新たなスタートの気がします。
大会の度に、寿命が縮みそう…

今の将棋の取り組み方だとついていけるか、抜かされていく。
何か変えないと前には出れない。

高学年になると、勉強や他にも興味が増えてきて、もう息子のやる気次第です。

1日の生活の中で、「まず将棋!」
ではない息子なので、どこまでやれるか…


1回戦負けの息子でしたが、慰安戦で勝ち進み優勝しました。(4人の中ででしたけど)
慰安戦の賞品キラキラ

慰安戦中は私は気が抜けて、待合室で「初段になれるかな」のさくらはなさんのマンガを読んで笑っていました。
私がリラックスしてた方がいいのかな…
今度の大会では「将棋の渡辺くん」を読んで笑っていようかな…
内容が頭に入らなそうだけど…笑