École des Racines 千枝です
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今朝
ツバメがうちの前の電線に大集合びっくり




あちこちの家に巣を作っていた
数千羽のツバメたちが
集まっていたのでしょうニコニコ

飛び立って行くまでずっと
眺めていましたラブ



昨日
バイオグラフィーワーカー養成コースの
オンライン講座を受けていましたウインク

昨日のテーマは
自分にとって困難だったこと
起きて欲しくなかったこと


これは
大学3年生の秋休み
母親が入院したので
実家へ呼び戻され
病院で付き添いをしていたシーン病院

今思えば
完全看護なので付き添いがいるわけでもなく
生死にかかわるほどの大病ではなかったので
病院では退屈で暇を持て余していました

自動車教習所の予約もキャンセルし
行きたかったリサイタルのチケットも人に譲って
わざわざ東京から帰らされたことが
ずっと不満だったので
このシーンを思い出し作ったのです


実はこのあと
母は退院した次の日他の病気にかかり
結果わたしは
大学を卒業すると同時に
親の世話のために実家へ帰らされ
親のためにいろんなことをあきらめて
生きて行くことになった

そのきっかけとなったシーンでもあります


今朝のツバメを見て
オスカー・ワイルドの『幸せな王子』
のお話しを思い出しました
(上の写真はイメージです😁)

王子の像に頼まれたツバメが
宝石や金箔を貧しい人たちのところへ
せっせと運び続け

みすぼらしくなった王子の像と
冬になり凍え死んでしまったツバメが残る
という物語…

このお話しに登場するツバメは
王子の頼みを聞き続けて
人を助けることで命を落としてしまいますえーん

この物語では
幸せな王子は自己犠牲・キリスト
ツバメは行動力と無償の愛
を象徴している
と思いました

20代の私が
自分の夢をあきらめたのは
“無償の愛”ではもちろんなく

できることなら
今日のツバメたちの様に
一度は自由に飛んでみたかったな
と思ってしまいますタラー

ただ
そんな出来事でさえ
自分の成長のため
自分が起こしている
というのが
シュタイナーの考え方ですラブラブ

これを受け入れるのは
本当に時間がかかります
20代や30代の頃は
ずっと自己犠牲と責任転嫁の連続でした

今ようやく
全てのことが必然だったと
受け入れられるようになり
生きることがずいぶんと楽になりました



今日のツバメたちは
無事に南の島へ渡って行けたかしら?

来年また帰ってくるのが楽しみですブルーハーツブルーハーツブルーハーツ