実家に住んでいた頃。

 

ベッドのすぐ横に窓があって

寝る前、真っ暗な部屋でカーテンを少し開けて

外の街灯と、夜空を見るのが日課だった。

 

何故だかわからないけど、

毎日そうしてから眠りについていた。

 

 

 

 

 

大学で一人暮らしを始めたときの部屋は

ベランダがなくてただの手すりだったのだけど

 

そこからちょっと顔を出して

よく空を眺めていた。

 

 

大学は山の上。

街を見下ろす芝生に座って

やっぱり空を眺めていた。

 

 

 

 

恋愛という

未知のなにかが

私の人生に入り込んできたとき

 

やっぱり私は空を見上げて

その時々の誰かを想っていた。

 

 

時には雨の日に。

 

時には月の日に。

 

 

 

遠くを見つめて

会いたくて会えない誰かを想う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ここから唐突にスピリチュアル話です)

 

 

 

 

数年前、ヒプノセラピーで前世療法を受けた時に

見えたビジョン。

 

私はネイティブアメリカンの男性で、

想いあっている女性がいました。

 

 

 

 

でも、その女性は遠くへ行かなくてはならなかった。

二人で逃げることもできず

運命に逆らうこともできず

それを受け入れ、二人は別れました。

 

 

 

 

 

 

私は地面に横たわって星を眺めます。

 

 

『離れていても、想っている』

 

『離れていても、繋がってる』

 

 

 

 

 

そんな思いが伝わってきて、

現実の私は不思議と納得がいったのです。

 

 

 

ああ、そうか

今も同じだ って。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼はその後、部族の長になり

仲間から信頼されながらも

誰とも結婚することなく

若くして亡くなりました。

 

 

 

 

 

 

他にも私には、

 

古代中国の王宮で息子を亡くした女性、だったり

 

江戸時代、身分違いの武士と叶わぬ恋をした薬師、とか

 

そういった過去生があるそうです。

 

 

 

 

 

 

きっと何度も、

 

もう会うことのできない大切な人を想って

空を見上げたんだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今、わかったこと。

 

空を見上げるのは、

会えない誰かを想うのは、

ずっと繰り返してきた過去生からの課題。

魂に刻み込まれていること。

 

 

・・・こういうのを過去生のカルマって言うんだろうか。

 

 

そしてそれに気付くことができた今世は

それを昇華することができるんじゃないかって。

 

 

もういいよ

って 言ってあげてもいい頃だよ。きっと。

 

 

 

 

 

 

 

 

今もまだ

渦中ではあるんだけど。

 

いずれね。

 

遠く切なく

誰かを想うことのないように。

 


どうか しあわせに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 _______________________________________


音譜愛され四柱推命Mille 鑑定受付中です音譜
オンライン鑑定も対応可能!

▶︎募集中の鑑定メニューはこちら



▶︎リピーター限定「STEP UP鑑定」はこちら