お絵かき帳と
チラシの裏

自由帳に
教科書の隅

スケッチブックと
クロッキーを抱え

原稿用紙
キャンバス そして
アートボード



喋る代わりに
居場所の代わりに
夢中で描き続けた
山のように積もった
白い世界の上






12
24
256
RGB
CMYK そして
無限の色の世界へ



頭ん中の想像の
万華鏡みたいに動き出す色と線
いつか現実に描き出せたら
いつか私が消えたあとにも
誰かの心に刺さり続けることができたら


私を見つけてくれた君の
人生の片隅にそれが残り続けるのなら





色褪せない白の上に描かれた
流線を纏った鮮やかな光のカケラ
積み上げた時を重ね合わせていつか
まるでオーバーレイの瞬きのような

ただひとつの美しい世界を創造したい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_________________________________

 

 

(ちょっと解説とうんちく)

 

 

最近、アニメ「映像研には手を出すな!」

に、どハマりしまして。

 

 

今回の作品は

そのED曲「名前のない青」に触発されて書いた詩です。

 

 

 

 

主人公の浅草氏は

きっと十二運星が「病」なんですよ。

 

空想力や想像力はたくましいけれど、

それを現実にするのは実は苦手。

「病」とはそういう星。

 

(だからこそ仲間との出会いで一気に現実化できるようになったんですよね)

 

 

 

 

そして私も病を持っていて

そういう経験があった。

 

このアニメおよびED曲が刺さる刺さる・・・

わかりみがふかい。

 

 

良き出会いでした照れ

 

 

 

 

 

 

あとこの詩書いてて、

私の命式の

時柱「偏印・傷官・帝旺」をすごく感じた。

 

 

時柱とは人生の晩年、ゴール地点。

偏印はアイディアや個性。

傷官はセンスや美意識の星。

帝旺はトップを取る星。

 

 

 

この詩は個人的に

すごく力を持っているなと感じてます。

書き出しからラストまで

すごく短時間で降りてきたよ。

 

 

それはもしかしたら、

未来の自分から書かされたものだから

かもしれないですね。