待ってました……!

コン・ユとパク・ボゴムのW主演ということで、情報解禁時からずっと日本公開を待ち望んでました!!!


・視聴方法

映画館

・ストーリー展開
★★★★★

・終わり方
★★★★★

・感想
すっっっごかった。
面白かったというかすごかった。ほんとに。そして面白かった。
主演お二人、さすがでございます。コン・ユの視線から伝わる動揺や怯えと徐々に変化する感情。パク・ボゴムの無表情ながらも鬼気迫るような静かなる迫力。
こんなブログ読んでる暇あるなら今すぐ映画館行って観てほしい。ほんとに。

死を身近にした男と死から最も遠いところにいる男。正反対のふたりが互いを向き合い、生を再考する物語。かな。
帰る家を持たない存在がたったひとつの居場所を奪われたとき、どんなエンディングを迎えるのか。
当然ラブロマンスでなく、ブロマンスともちょっと違う。守る守られるだけではない、美しくも歪なふたりの関係性は最後まで目が離せません。
ぜひとも劇場でご確認いただきたい。

ソボク、無感動なキャラかと思いきや、意外に好奇心旺盛だし我が儘だし、かわいい……となりました。まるで子どものような純真さ。"ような"というか子どもなんですよね。研究所育ちだし、「人間の2倍の早さで成長する」らしいので。
服屋のシーンからの、終盤のソボクが船から出てくる時に履いてる靴の描写。うまい……と感動しました。こういうなんでもないような平和なシーンがラストに活きてくる演出、好きなんですよね。

画にもかなり見応えがありました。
カーアクションあり、弾幕あり、肉弾戦(そんな多くないけど)あり、念動力あり。
CGや合成も使われてたと思いますが、一部は特撮的な技法も取られてたんじゃないかな、と思います。エンドロールが日本語だったら「操演」とかって文字もあったのだろうか。
……後ろ2文は余談でした。

終演が夜遅く物販が開いてなかったので、後日パンフレット買ってこようと思います。