2006年3月 新潮文庫
(単行本は2001年講談社 発行)
「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると
狙われないんだって」。
香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。
口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、
香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。
衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス。
内容(「BOOK」データベースより)
ここ1ヶ月くらい図書館に行けてなくて、家にある本を読み返してます。
だからこの本を読むのも2回め。
前に読んだのはいつだったかな?たぶんこの文庫版が出てすぐの頃に買ったような
気がするので、2年半くらい前だと思います。
2年半もたてばたいていの本の内容は忘れている、という自信がある。
この本のようにミステリであれば犯人が誰かも忘れている。
だからたいていの本は2度めでも初めて読む時のような感覚を得られる。
(たまに前に読んだことを忘れてて、初めての本のつもりで読んでる間じゅう、
チラチラ既読感に苛まれ、気持ち悪くて仕方ない~、みたいなことはありますけどね
)
が、この本に関しては覚えてましたね。
いや、ストーリーの流れや細部細部はやっぱり忘れてるんです。
でも話のキモというか、この一行がこの小説を傑作とならしめてるのかもしれないと
思うような最後の一行を覚えていたがために、
今回は完全に「二度読みした時の楽しさ」を味わえました。
ここまで書いていいのか?
いいんです。
だって文庫本の帯にも「衝撃のラスト一行に瞠目!」って書いてあるもん
。
今回はラスト一行が常に念頭にあったために、読んでいると「ああ、なるほどな」って
伏線部分に気づけたり、まさにミステリ二度読みの楽しさを味わえたのですが、
でも三度目は・・・・・・・もうさすがに無理かな(;^_^A。
チャレンジするなら今度は5年後くらいですかねー。
人間は「衝撃の結末」を何年覚えていられるか?(=何年で忘れるか)ということで、
また5年くらい後にご報告したいと思います(笑)。