こんにちは!

パーソナルスタイリスト 山下美季です。


発売されたばかり!というわけでもなく、

他にたくさんの方がレポートしておられるので

今更感が否めないのですがあせる

最近 パーソナルカラー診断後の

貸し出しコスメとして

お客様にお使い頂いているリップが

結構綺麗なので ご紹介しておきますね。

また、それぞれの人に似合う「質感」

に関することも書いていきたいと思います。


【ヴィセVisee GEMMY TINT SERUM】
スプリング向:OR270
サマー・ウィンター向:PK871
「宝石リップ」とも呼ばれているようで、
その名の通り 
キラキラのラメが表面に吹き付けられています。
「キラキラ過ぎでは??」と
感じると思いますし、
私も思いました。
ですが、このキラキラは表面だけ。
内側にはラメは含まれていません。
更に色も ちょっとオレンジ過ぎ!ピンク過ぎ!と感じますが、
しっかり色がのってくる口紅というよりも、
ツヤと透明感を与えるグロスの要素の方が強いです。
むしろ、このリップ1本だと物足りない、
と感じる方もいらっしゃるかもしれないくらい
発色は上品です。
プルンと艶やかで、血色ありつつ透明感のあるリップになります。
お若い方はこれ一本でピュアな印象を創るのも素敵かな照れと思います。


以前、私がブログでご紹介した下のリップが

マットな質感なので、

このマットなリップの上に重ねて質感チェンジ用に使うのもオススメです。

少し年齢を重ねて「ピュア」というよりは、

「洗練された大人っぽい透明感」を作りたい場合は重ね付けがオススメかな。


「スプリング向け」

「サマー・ウィンター向け」と

上記した通り、

オータムの人には 

このリップはあまり馴染みません。。。

なぜかというと、

このリップの特徴である

「ツヤ・透明感」という「質感」が

オータムカラーに似合う人には

あまり馴染まないからです。


オータムカラーが似合う人は、

オータムカラーが似合う時点で

「透き通るような透明感」というよりも

「深みを持たせたスモーキー感」が 似合う人。

そういう人が、

「ピュアな透明感」を出そうとすると、

「あの人、クリスマスに向けてミョーに張り切ってるな凝視」みたいな

「いやぁ〜なガンバリ感…」に見えてしまいますガーン


パーソナルカラーについて、

色々と調べたり、勉強なさっている方は

「それだったら、サマーも似合わないのでは?」

と感じると思います。

理論上はそうです。

ただ、私はザックリ2〜3日に1回くらいのペースでカラー診断していますが、

サマーカラーが似合う人でも

そこそこのツヤがあったほうが良い、

という人が結構多いのです。

もちろんウィンターほどではないです。

今回ご紹介したリップは、

「グロス」ではないので、

「ツヤ・透明感」が出せると言っても

「程よいツヤ」です。

ツヤツヤしすぎない方が

上品にまとまるサマーカラーが似合う人が、

イベント多くなるこの時期

少しツヤツヤ・キラキラさせたいなラブラブ

と思った時に、このくらいのリップがちょうど良いかなと思って

ご紹介させていただいています。

極端にツヤツヤ・キラキラしすぎないからこそ

「サマー・ウィンター」共に使いやすい、ということです。

*ただ、私が診断し「ツヤはできるだけ抑えてね」とお伝えしたサマーカラーがお似合いになる方にとっては、わざわざこのツヤは足さなくて良いと思います。


私の経験上

サマーに比べて、

オータムカラーが似合う方は

「ツヤツヤ」した感じが違和感、として現れる人が多め。

ということで、

先ほどのリップはおすすめしません。


代わり・・・というわけではないのですが、

私はオータムカラーが似合うのですが

自分用にリップを新しく購入しましたので、

良かったらこちらを参考になさってくださいね。


【シュウウエムラ・ルージュアンリミテッド キヌマットBR793】

商品名が「キヌマット」です。

私がグダグダと上で書いてきたことを

的確に表現してくれています。

良い名前付けますね照れ

「ツヤツヤ・キラキラで透明感」では無くて

「キヌマット」でこそ、

「しっとり滑らかで上質な綺麗さ」が出てくるという感じ。

オータムカラー自体がそういう特徴を持っているし、

そもそもその色が似合うので

その人自体がそういう要素を持っている、ということ。


ちなみに、下の写真では2つリップを並べていますが、

右側のBR771は従来私が使っていたもの。

残りが少なくなってきたのですが、

今はこれが廃盤になってしまっていて、

代わりになるものをと思って、

今回はネットショッピングしてみました。

似合う質感・色の傾向がわかっていると

ネットショッピングもしやすいです。

今まで使っていたリップと同じ雰囲気を作りたく、

商品ラインナップを見てみると、

今使っているリップを基準に

「今よりも、もっと赤みを抑えて茶色にするか」

「今よりも、少し赤み多めにするか」

の2択となりました。

今以上に茶色にしちゃうと

ちょっと渋すぎる感がしたので赤み寄りの方にしました。

赤過ぎた場合は、色みの少ないベージュを重ねれば

赤みは抑えられますし。


ということで、

購入し、届いて、並べて写真を撮ってみたところ

割と似た色ですが、予想通り少し赤みが強いです。

もしも、今使っているリップと全く同じものがあれば

それを購入したと思うのですが、

今回購入したリップも

むしろ以前よりも少し軽やかさが出て綺麗でした。

「これが1番!!」と思っていても、

それを超えてくるものはやっぱりあるし、

「自分はこうじゃなきゃ!」と思っていても、

案外もっと良いイメージがあったりするもので、

パーソナルカラーの範囲内で柔軟に

「新しい自分」を探し、出会うのも楽しいものです。

パーソナルカラーの範囲内であれば、

まず大失敗がないので冒険もしやすくなります。

(今回の場合は、そんなに大きな変化ではないですが、

好きな商品が廃盤になっちゃっても大いにガッカリえーん

はしなくても大丈夫、ということが言いたくてウインク


ちなみに、

私は「キヌマット」というリップを購入しましたが、

「キヌサテン」というラインナップも、

シュウウエムラは設けています。


サテン生地がツヤツヤしているように、

シュウウエムラのリップも

「キヌマット」よりも

「キヌサテン」はツヤ感があります。

ですが、

「キヌ=絹の輝き」は

スパンコールやラメのようにギラギラしたグリッターな輝きではありません。

「キヌサテン」と言えども

ギラギラツヤツヤしたリップではありません。


色にも境目がありませんが、

質感にも境目がありません。

「絹キヌ」という言葉を使い、

更に「キヌサテン」・「キヌマット」の違いがある。

すごく高度な質感の使い分けだと感じます。

それぞれの表現方法をコンセプトにし、

それぞれを商品化している。


その高度で微妙なニュアンスの差を

上手く使いこなせると

バチっとその人が綺麗に纏まります。


ご自身のパーソナルカラーを知っておくと、

自分は「キラキラ・ツヤツヤ」が良いのか、

「キヌっぽい輝きが良いのか」

更に「キヌサテン」くらいが良いのか

「キヌマット」の方が良いのか、

そのあたりもわかってきます。

診断受けたけど「わからない・・・」という方は

私の書いたレポートを読み返してみてくださいね。


ただ、この感覚を1回のパーソナルカラー診断で掴むのは

難しいかもしれません。

診断時にお伝えはしているのですが、

覚えきれなかったり、

診断結果を聞いた時に

「キラキラの輝き」と「絹の輝き」の違いが頭の中にイメージできていないと

聞いていても理解できなかったり、と言うこともあるかもしれません。


より詳しく知りたい場合は、

フォローアップレッスンなどもありますので、

個別にご連絡くださいね。

まずはレポートを読み返し、

このブログを参考にご自身の似合う質感をイメージしてみてください。

それで解決する方も多いと思いますウインク


イベント多めのこの季節音譜

ちょっぴり質感にもこだわって、

皆さま華やかに日々をお過ごしくださいねおねがいラブラブ


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パーソナルスタイリングスペース

MilleFleurir(ミル・フルリール)

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