そんなつもりじゃなかった。


よくありますよね。

私の大好きだった母の為に

仏壇にお供えしたお菓子。

雪の宿が大好きだった母。

雪の宿をお供えした。

梨も大好きだった母。

幸水をお供えした。

ハッピーターンの塩気も欲しいよね。

ハッピーターンをお供え。

たまにはドーナツも。

ドーナツもお供え。


だいたいルーティンが出来てくる。

同じ様なお菓子も飽きてくるよね。


そんなある日、

ちょうど子供達が食べないと言った

アンパンマンのクッキーが

個包装で2個。

ちょうど良いか、、、。

お母さん、どうぞ。

アンパンマンクッキーをお供え。

数日後。

主人が一言。

グラサン「お供えにアンパンマン?

あれはアカンやろ。」

ショボーン「え。だって子供ら食べへんって言うし
もったいないやん。」




グラサン「いやいや、だからって、
ホラーマンやったで。」

ショボーン「ブフォ笑い笑い笑い笑い泣き

グラサン「ホラーマンはアカンで。
ガイコツやん。」

ショボーン「クククククっ笑い笑い笑い
たまたまやん。」

グラサン「もう1個はバイキンマンやったし。」

ショボーン「フフフフフっ笑い笑い笑い

まじで狙ってない。

良かれと思ってお供えした

アンパンマンクッキーの

パッケージが

ホラーマンとバイキンマンが

こっち向いてたらしい笑い泣き

そこまで見てへんし。


大好きなお母さん、

天国で笑いながら食べてくれ。