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ミヤーンのブログ

広島カープやアマチュア野球、MLBなどに関する記事を書いていきます

体調不良で更新が滞っておりました。もう少し、涼しくなるまではペースアップは厳しそうです。

話題の清宮選手、見ました。ニュースやらネット動画ではかなり見たのですが、やっぱり生がいい(笑)。

で、個人的感想など。

打撃:とにかく、右腕が窮屈。ボールを当てることを優先しているのでしょう。パワーはもともとありますから、当たれば飛ぶ。ただ、タイプとしては中距離打者に見えました。フォームもですが、なんというか、天性の長距離打者という感じはまるでなかったです。身体がまだ未完成ということもあるのでしょうが、清原やゴジラ松井とはスケールの点で劣ると思います。まだまだ成長の余地ありとは思いますが、個人的にはあまり高い点数は与えられないなと思いました。

守備・走塁:少なくとも、軽快な守備といった感じはしませんでした。ただ、鈍重な雰囲気もまるでないので、筋肉量が多いんですかね?基本的に守備は下手の部類と言われていますが、これは1~2試合で判断できません。その程度で判断できるということは相当下手ということですし(笑)。ただ、ファウルフライをキャッチして投手に返すまでの間にポンポ~ンと、お手玉のような事をしていましたので、精神的成熟度はまだまだだなと思いました(笑)

総合:メディアが煽りたてたという部分が大きかったせいか、期待ほどの才能とは思いませんでした。現時点では、早熟のパワーヒッター(決してスラッガーではありません、ただ単にパワーのある選手というだけです)といったところでしょうか。今後、さらにプロの注目を集めるためには、出来れば三塁、最低でもレフトをきっちり守れるようになってほしいです。久々の甲子園のスターなのですから。
今、日本で唯一のメジャーリーグ専門月刊誌が『SLUGGER』です。

長くやっているとマンネリ化の傾向が、どうしても出てくるものですが、SLUGGER誌は近年、どんどん進化しています。毎年、同時期に行う企画もどんどん進化しており、編集部には「いつも面白い本を、ありがとうございます」と、お礼を言いたいです。

先月24日に発行された最新号は、毎年発表されるポジション別プレイヤーランキングでしたが、これは本当に興味深いです。私の手元にあるのは、最新号を含めて過去8年分ですが、以前紹介したWARという評価基準が現れ、ランキングにも変化が見られるようになりました。昨年版からはfWARrWARが併記されるようになり、より興味深い内容になっています。

そんな中、今年の外野手ランキングを見て、感じたことがあります。選手の評価全体に占める守備評価の割合が以前より増えてきたのではないか、ということです。

具体的に言うと、今年の外野手ランク上位10人の成績を見ると、過去3年で一度も「3割」「30本塁打」「100打点」の、いずれか一つもクリアしていない選手が3人いたということです。

打撃が一番重視されるのは、間違いなく一塁手&DHですが、外野手はそれに続いて打撃成績が重視されていると思います。続くのは三塁手でしょう。

確かに、昨年のメジャー全体を見ても、30本塁打をクリアした選手はわずか11人です。メジャー全体に投高打低の傾向にあることは疑いようがありません。

また、基準となる数字(基準は小生が勝手に決めましたが)をクリアしていないとはいえ、3人はいずれも好打者であり、球場のファクターを考慮すると、もう少し上の成績をマークしてもおかしくないと思える部分もあります。

5位にランクインしたカルロス・ゴメスは、いまやメジャーを代表する5ツールプレイヤーに成長しました。過去3年で111盗塁に66本塁打、打率も過去2年.284と安定しています。センターの守備防御点は過去3年で+43という数字ですが、2013年の+38という突出した数字の影響が大きいかもしれません。

ゴメス以上の安定感を誇るのが6位にランクインしたアレックス・ゴードン。プロ入り時は三塁手で、大学時代はナショナルズのライアン・ジマーマン以上の評価を得ていましたが、三塁手としては十分な成績を残せずレフトに転向。するとこれが当たって、一気に注目を集める存在になりました。打撃成績はやや停滞気味ではありますが、守備は圧倒的で、レフトの守備防御点は過去3年で+67と、圧倒的な数字。リーダーシップも高く評価されています。

昨オフにカーディナルスに移籍したジェイソン・ヘイワードは、ブレーブス時代、フランチャイズプレイヤーになることは間違いないと思われていた選手です。しかし、特にここ2年の打撃成績の低迷もあり、昨オフのトレードとなりましたが、ライトの守備防御点はゴードンと並ぶ+67。移籍で復活なるかと思われていましたが、ここまでの時点では、打撃成績は低迷しているようです。

これら3選手は、間違いなく守備の評価によってベスト10入りしていると思います。守備面をまったく考慮しなければ、少なくともランクが2~3は下がるのではないでしょうか。

メジャー全体の打撃成績が徐々に低下して、差が付きにくくなっているのではという見方も出来ると思います。エラーだけだった守備の評価を用いてランキングを作成するのは自然な流れでしょう。

問題は、投高打低の傾向を是正しようという動きがあることです。

ある人は、投手の球速アップと球種が増えたことが投高打低の原因だと言います。しかし、これは数多の投手やコーチたちの、たゆまぬ努力の賜物で、これを否定したらスポーツの進化そのものの否定になります。もっとも、故障というリスクが増えたのも事実だとは思いますが。

あるいは、守備シフトの多用が原因だという人もいます。セイバーメトリクスによって、最近の選手たちは、プロのスコアラーからだけではなく、一般の人々からも丸裸にされつつあります。丸裸と言うより、CTで内臓の状態まで覗けるようになってきています(笑)。打者のフライ・ライナー・ゴロの割合や打球の方向などは最初に分析されるものですから、特に打球の傾向について法則性が見られる選手に対しては守備シフトが盛んに用いられるようになっています。日本では、かつて王シフトと呼ばれた、選手の守る位置を打者に合わせて大きく動かす、アレです。特に、打球を強引に引っ張るタイプの打者は、この守備シフトに狙い撃ちされる傾向が強いです。ヤンキースのマーク・テシェーラは、メジャー屈指の強打者として知られていましたが、スイッチヒッティングの両打席ともに引っ張るタイプのため、ここ数年の、特に打率低迷は、シフトの犠牲になっている部分が多いと言われています。

しかし、投高打低の是正といっても、そう簡単な話ではありません。

かつて一度、マウンドの高さを変えることで、投手有利の傾向を是正したことがありましたが、そう何度も使える手ではありません。かといって、マウンドの位置を後ろに2フィート、ずらすわけにもいきません(笑)。

仮に、何らかのレギュレーション変更が行われたら、現在、投手と打者を対等に比較できる唯一の指標と言われるWARの見直しも必要となってくる可能性が高いです。あらたな指標が出てくるのはいいですが、ややこしくなり過ぎないか、ちょっと心配しています。
新井貴浩が広島に復帰と聞いた時は複雑な思いがしました。出ていく時の会見の時の涙と入団会見時のあの笑顔の落差に多くの広島ファンはかなりショックを受け、怒りを感じたのです。しかし、少なくとも新井は後ろ足で砂をかけるようなことはしていません。怪我を抱えながらも奮闘する新井を、今ではカープファンは暖かく迎えています。

しかし、ジョシュ・ハミルトンが同地区のライバルであるエンジェルスに移籍した時、ハミルトンは古巣のファンに喧嘩を売るような言葉を口にしました。しかも、夫婦揃って……レンジャーズファンの怒りは広島ファンの比ではなく、ハミルトンのレプリカユニフォームを破り、火をつけるという激しい抗議をしたファンもいたくらいです。

ハミルトンは薬物問題を抱えており、アルコール依存についてはまだ脱しきれていません。一時期、どん底まで堕ちたハミルトンでしたが、紆余曲折を経てレッズで才能が開花の一歩と成りましたがレンジャーズに移籍。恐らくですが、あのままレッズに在籍していてもここまでのスラッガーにはならなかったように思います。レンジャーズのサポート体制がハミルトンにフィットしたのだと個人的には思っています。しかしハミルトンはエンジェルスへと移籍していきました。

レンジャーズのダニエルズGMは、ハミルトンの健康状態を総合的に判断して長期大型契約に見合わないと判断したのでしょう。エンジェルス移籍後の成績を見るとその判断は正解でした。エンジェルスでのハミルトンは、少なくとも年俸に見合った成績は残せず、シーズン前には再び薬物問題が発覚。選手会のサポートもあり、長期欠場は免れましたが、この件を巡っては大論争が巻き起こっています。エンジェルスフロントはこの決定に大いに不満だったと言われており、エンジェルスは2017年までの契約残8300万ドルのうち6800万ドルを負担して放出と成りました。しかも交換要員はなし。完全に押し付けた形です。

レンジャーズにしてみれば、シンソ・チューが4/29の時点で打率が.100を割り込むという体たらく。自慢の出塁率でさえ.254ではお話になりません。外野陣は全員、打率.240を下回っており、ハミルトンでも十分に戦力にはなるということです。

現在地区最下位のレンジャーズ。チームの状況を理解しているのか、今のところ多くのレンジャーズファンがハミルトン復帰を受け入れているようです。悪態をついた奥さんと離婚したのも結果オーライだったのでしょうか?

エンジェルス移籍後の成績を見る限り、レンジャーズ時代の打棒復活は厳しい気がします。バッティングが粗くなっているのがただ単に気持ちの問題ならいいのですが……

なんだかんだで好きな選手の一人なんです、ジョシュ・ハミルトン。なんとか踏ん張ってほしいところです