細い血管がたくさん集まっている臓器。
それは腎臓です!
唐突ですが、オシッコの一歩手前は血液です。
逆に血液のチョッと先がオシッコです。
血液とオシッコは表裏一体なのですが、その大きな違いは体にとって“必要か不必要か”です。
つまりオシッコは血液中のゴミの集まりであり、体にとって不必要となったものの集まりです。
そして血液は体にとって必要なものですから、体外へ出ないようになっています。
その表裏一体を上手に分けている臓器が腎臓です。
ではどのように分けるかというと、血管壁(けっかんへき)から要らないものだけを染み出して(濾過して)きれいにしています。
ヒトは一日に約2L(リットリ)ほどの尿を排泄するわけですから、大量の血管壁が必要となります。
ですので、腎臓は細い血管がたくさん集まっている臓器という事になります。
さて、細い血管がダメージを受けたらどうなるでしょうか。
体にとっていらないものが体外へ排出されなくなります。
いらないものとは何かと言いますと、“尿毒素”と言ってオシッコの臭い成分です。
尿毒素が体に貯まると、“尿毒症”という症状が出始め放っておくと死に至ります。
尿毒症を改善するためには透析を行う必要があります(ここまでに至るには様々なプロセスがありますがここでは省きます)。
ですので腎臓が悪くなったら尿毒症が出る前に透析に入らなければいけなくなってしまいます。
透析は通常、4時間を週に3回行います。
時間的にも日常生活に大きな影響を与えるようになります。
