先日、血糖が高くて何が悪い?!に対し、合併症が怖いんですよ、とお話ししました。
では糖尿病による合併症がなぜ起こるかという点についてですが、簡単に言えば“細い血管がダメになる”という事です。
糖尿病とは血液の中のブドウ糖の濃度が高くなる病気の事です。
(極端な話ですが)水とコーラ(高ブドウ糖水)を手にかけた時、どちらがベタつきますか?
当然コーラですよね。
ベタつくという事は、その粘性により抵抗を有するという事です。
つまり血液中のブドウ糖濃度が高い状態だと、血管を通過する際その抵抗により血管を傷つけてしまうという事になります。
特に血管が細ければ細いほどその障害は強く現れます。
その細い血管が多く集まるところが“目の血管”とであり、糖尿病3大合併症のうちの一つ、“糖尿病性網膜症”を引き起こします。
そしてこの糖尿病性網膜症は失明原因の第一位となっております。
と、書こうと思って根拠となるデータを探していたのですが、実は違うようでした。
1990年あたりまでは第一位だったようですが、現在失明原因の第一位は緑内障のようです(糖尿病性網膜症は第二位)。
ですが、二位であるからといって失明しなくなったわけではありませんし、視力障害(視力が低下していく事)がある事は事実です。
侮ってはいけない合併症の一つですね。
