輸血による血液感染を防ぐ最大の方法は“輸血しない”です。
正確に言うと“他人の血液を輸血しない”です。
勘の良い方はお気づきいただけましたか?
そうです!“自分の血を輸血する”のです。
この方法は“自己血輸血”と呼ばれ広く用いられています。
手術とは一般的に予定の元行われる医療行為です。
その予定に対し、予め自分の血液を取っておいて術後にその血液を戻すことを言います。
自分の血液なので当然他者からの感染のリスクは0ですし、自分が感染者である場合も問題なく自分に戻すことが出来ます。
また術前に自分の血を取っておくことによって、治療に対し前向きになれる効果も期待できます。
ですが、万事そううまくいくわけではありません。
最大のリスクは“取り違え”です。
考えたくはありませんが、可能性は0ではありません。
取り違えた場合、血液型の如何によっては重大な副作用が起こってしまう可能性もあります。
感染は防げたのですが…
では何かないのか???
ips細胞等を用いた低リスクな輸血なども楽しみではありますが、現実的なところは癌疾患の廃絶か、手術による出血を減らせるようなロボット化といったところでしょうか。
