死 | 泉の底に一本の匙
高校時代から付き合いがあり、当日の二週間前には一緒に野球を見に行った友人が亡くなって二ヶ月。今日は盆の墓参り。

誰を恨めばいいのか?恨むべきは自分自身か?死因聞いて思った。

せめて苦しまずに死ねたのなら、本人にとっては良かったのかも知れない。でももし人に迷惑をかけたくなかったという気持ちで今回の選択を選んだとしたなら、それは大きすぎる間違い。

物事を考えることはもちろん大事。考えすぎるくらい考えるのも時には必要。でも、過程を経て出すいくつかの結論の中に、その選択肢は絶対入れちゃいけないもの。人間、つらくても反面楽しいこともあって、その繰り返しで生きている。繰り返しのペースは人それぞれでしょう。こんなこともわからないあいつじゃないと、今でも思う。

死ぬことがどれだけ周りを不幸にさせるか、親不孝とはなにか。改めて気付かせてくれた今回の件。無念と後悔とどこにぶつけたら良いかわからない怒りの中で、残した置き土産を胸に、墓前で手を合わせる。せめて向こうでは安らかに過ごせますように。