新体操コーチ☆みるきぃ には、新体操以外にもいくつかの仕事があります。
今日はそのうちの一つ、幼稚園での体育指導でした。
そして、年度内最後の指導。
…と言うことは、年長児と会うのは今日が最後です。
園児たちは個性的で、
話を聞いて従おうとする子や、聞いていた(振り?)ように見えても実施するときには、話が分かっていなかったり、授業中なのに関係ない話をしてきたり、他のお友達にちょっかい出したり、こちらの気を引こうとわざと困らせることをしたり、などなど。
子供らしい姿が面白くて、何も指導せず、ただただ見ていたいと思ってしまいます。が、今日はラスト。年長さんには卒園プレゼントとして、小学校へ行ったときに側転で手をつくことが怖くないよう側転のための補強運動兼初歩動作を伝えました。
年長さんたちは、ちょっと見ただけなのに何度も何度もやって、側転にとても興味を持ったようでした。
中には側転に近い動きを見せてくれる園児もいて、見本をさせましたが天狗になったりせず、楽しそうにやって見せてくれました。
こんな時に子どもに教える仕事、やっててよかった‼と思います。
授業が終わり、帰り支度をしていると、
園の先生が卒園式に向けて年長さんにアンケートをしているのが聞こえてきました。
『幼稚園で記憶に残った事は何?楽しかったことは?・・・』
園児が言葉に詰まっているようで、先生は続けて、
『音楽会?入園式?お弁当?遠足?運動会?…』
その園児は
『運動会』
と言ったのが聞こえました。
『楽しかった』
10月の出来事なのに『よーいドン』『何かを取りに行った』など、たくさんの言葉が噴き出てきたのが分かりました。
楽しい出来事って、記憶に残ることがよーくわかりました。
その出来事が運動会(体育)というのがまた嬉しかった。
たくましく育ってほしい。
みんな、ありがとう!