早いもので、2021年も3カ月が過ぎようとしていますひらめき電球ひらめき電球今年も1/4が終わってしまいますね、、、。

さて、私が2021年に掲げた目標の1つに(こちらがその時のブログです!)、『推しを増やす!!!』というモノがございましたビックリマークビックリマークビックリマーク

ブログをご覧頂いている方はご存じかもしれませんが、私は、根っからのミキヲタ目





最近は、エントリーがないのを良いことに、ひたすらにミッキーのグリーティングをループしておりましたビックリマークビックリマークビックリマーク


、、、いや、推しを増やすどころかエントリーがなくなったことにより、ミキヲタ街道を暴走し続けておりますひらめき電球ひらめき電球チケットを買い足すためにホテル泊もしていて、ミキヲタ度が高くなっております。笑


そして、このままでは、推しを増やす!という目標が達成できないではないか?!と、早くも危機感を募らせておりましたおーっ!おーっ!おーっ!
まぁ、推しを増やしたいと感じた経緯はブログに書いた以外にも色々とあって、、、。なので、結構真面目に考えています。笑



ということでビックリマークビックリマークビックリマークまずは、推し候補を探す事から始めよう!と思い、様々なヲタク女子が載っている『浪費図鑑』をKindleにて購入目



あまりに面白くて、『シン浪費図鑑』もダウンロードしました。笑
私が好きなお話は、『マリノスケで浪費する女』サッカーマリノスケとは、横浜マリノスのキャラクターらしいのですが、キャラヲタとして通ずるところがありますし、寄稿者の方が一生マリノスケに貢ぐ!と決めたエピソードは、ヲタ様が感動で震えた気持ちが分かりすぎますし、最後にマリノスケへの感謝が書かれているのですが、ヲタクにここまで言わせるマリノスケは素晴らしいなぁ、、、とも思いました。
これは、キャラヲタ様には強くオススメしたいビックリマークビックリマークビックリマークビックリマークぜひ、お時間がある方は読んでみてください。



それでですね、浪費図鑑で書かれている【沼】を調べて、ハマりそうか否かを検討する、という作業を繰り返していたのですが、、、そこで、私の願望が、、、おーっ!おーっ!おーっ!
私もミッキーマウスで浪費する女、で寄稿したいーーー!!!というものです。笑
ちなみに、『浪費図鑑』には『東京ディズニーリゾートで浪費する女』、『シン浪費図鑑』には『ホセ・キャリオカで浪費する女』が掲載されていますダイヤモンドダイヤモンド


更にちなみに、私のミッキーマウスでの浪費(個人的には浪費だとは思っていませんが…)の一部がこんな感じです。







営業再開後の浪費はこんな感じひらめき電球ひらめき電球






まぁ、皆様、このブログの着地点が分からないですよね。
なので、着地点を発表いたしますビックリマークビックリマークビックリマークビックリマーク今から【ミッキーマウスで浪費する女】を浪費図鑑的に綴りたいと思います!!!!最大の暇人、そして、史上最高の自己満足です。笑


浪費図鑑に習い、①4000字程度、②章は3つ程度、ということを決まりに綴ってみようと思います。
内容は、コロナ前の事を書いています。
(ちなみに、名誉のために書きますが、浪費ばかりしているように見えるかもしれませんが、私、かなりちゃんと貯金もしてますよ!!!)


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【ミッキーマウスで浪費する女】

ディズニーランドで「あっ!ミッキーだ!可愛い!!」と言う女性を見るたびに微笑ましく思う一方で、私の気持ちと彼女たちのそれが重なる事は絶対にないとも感じるのだ。
私にとってミッキーマウスは、「世界一カッコイイ」存在なのである。


●始まりはミッキーからのキスだった●

そもそも私がミッキーマウスにハマったのは、グリーティングであった。

ある時、仕事に嫌気が差して、休日に一人でディズニーランドに行ってみた事があった。この時の私は、ディズニーに関しては一般人であったので、一人でアトラクションに乗ったり、ホットドッグを食べたり、パレードを見たりしていた。
そして、最後に「ミッキーの家とミートミッキー」というグリーティング施設に行った。ここでは、ミッキーマウスと写真を撮ることができる。以前、友人と訪れた事はあったのだが、ミッキーとのツーショットの写真が欲しい!という、単純な理由でミートミッキーをすることにした。

これは、ディズニーのキャラクターヲタクの常識なのであるが、夜遅い時間のグリーティング施設という場所は、とにかくヲタクが多い。昼間は、パレードやショーがいくつもあり、キャラクターが好きなヲタク達は各々の好きなショーやパレードを見るために散っているのであるが、夜はショーやパレードが少ないため、多くのヲタクがグリーティング施設に集まるのである。
当時、ミートミッキーでのグリーティングは、5組程度が同じ部屋に入り、1組ずつグリーティングをしていく、という仕様だったのだが、その時、グリーティングをした5組は、私を含め、全員がお一人様であった。しかも、私の前にミッキーとグリーティングをしていたゲストは皆、ミッキーに話し掛けていた。「ミッキー、遅くまでお疲れ様。」「ミッキー、パレード見てきたよ!」等、溢れんばかりの愛をミッキーマウスに伝えている。
正直、私は驚いた。引く、というよりも、「私、ミッキーを労おうと思った事なんてないかも…」と客観的に考えていた。そうこうしている内に、私のグリーティングの順番がやってきた。

私は、そんなミッキーヲタクの先輩方を見ても、何ら刺激を受ける事なく、ミッキーの隣に立ち、カメラに向かいピースをした。撮影が終わると、そのままキャストさんが持っている私のスマホを受け取りに、キャストさんの方へ向かったのである。 
これは、今だからこそ分かるが、グリーティングには流れがある。まずは、お出迎え。カチューシャをしていたり、キャラクターのグッズを身に付けていたりすると指を差して喜んでくれたり、誕生日を表すシールを付けていると拍手をしてお祝いをしてくれたりする。次に写真撮影。最後にお別れ。ここでは、キャラクターがハグをしてくれたり、一緒に撮った写真を確認したりして、バイバイをする。私はそれらを全てすっ飛ばしたのだ。

しかし、そんな私にもミッキーマウスは優しかった。ミッキーにお礼もお別れも言わず、自らのスマホに向かう私の腕をミッキーは引っ張り、抱き寄せ、頬に3回キスをしてくれたのだ。これには驚いた。キャーー!というよりも、呆然としてミッキーを眺めていた。
すると、写真撮影をして下さっていたキャストさんが、私の方へ来てくれ、「良かったら、ミッキーと一緒に写真を確認してみてくださいね?」と仰ってくださったのだ。ミッキーは私の肩を抱きながらも、私の写真確認を邪魔しないよう、遠慮がちに、私のスマホ画面を覗いていた。その遠慮がちなミッキーの仕草が気になり、ミッキーにスマホの画面を向けると、キャストさんが私に代わり、「ミッキー、お写真どうだった?」とミッキーに話し掛けて下さり、ミッキーはサムズアップで返事をしてくれた。これが、私が初めてミッキーマウスとした会話である。

この時のグリーティングがなければ、私はミッキーヲタク(通称ミキヲタ)にはならなかったかもしれない。



●ミッキーは最強の会いに行けるアイドル●

そんな経験から、私は東京ディズニーリゾートの年間パスポートを買い、順調にミキヲタの道を歩んで行った。
ミッキーに会うため、グリーティング施設を一日に10回以上ループする事なんてザラにあったし、気付けば、「ミッキー、今日は良い天気だね~。プルートの散歩はもう行った?」等と、ミッキーと会話を楽しむ、あの日見た、ミキヲタの先輩方のようになっていた。グリーティングは、回数を重ねるとミッキーがジェスチャーで何を伝えようとしてくれているのかが分かようになった。ミッキーが伝えようとしてくれる事は時に私の想像を遥かに越えて可愛く、時にとても優しかった。

しかし、ミッキーマウスの魅力はグリーティングでの会話だけではない。グリーティングでは、ゲストからの「ミッキー可愛い!」の言葉にに頭を掻きながら照れたり、小さな子供に泣かれて焦ったりするミッキーであるが、ショーやパレードでは、カッコイイ一面も見せてくれるのである。
私が、ショーやパレードにハマるキッカケになったのが、「ディズニーハロウィンポップンライブ」という、ハロウィンのパレードである。ミッキーがラップを歌い、マフラータオルを振り、フロートの柵に脚を掛け、ゲストを煽りながら踊るのである。ゲストに向かってミッキーマウスがねっとりと指差しをしていくと、次々にミキヲタが倒れていった。

そんなパレードを見た後にミッキーに会いに行き、パレードでいかにミッキーがカッコ良かったかを伝えると、照れて、喜んで、ガッツポーズをしてくれたり、ダンスの決めポーズをしてくれたりした。また、別の日に、グリーティングで「これからパレード見てくるね?」と伝えると、「君の事、探すからね?」とキョロキョロと私を探すジェスチャーをしてくれた事もあった。ミッキーマウスをアイドルと仮定するのならば、彼はただのリアコ生産機である。

ステージ上で輝くスーパースターと、グリーティングで会うことのできるミッキー、両方とも、嘘偽りのないミッキーマウスなのだ。
余談ではあるが、ミッキーマウスの職業は、映画俳優とテーマパークホスト。映画俳優としてはハリウッドに名前も刻まれているし、テーマパークホストとしては、アメリカ・日本・中国・フランスで事業を展開しているという、物凄いキャラクターなのだ。
そんな、スーパースターであり、セレブリティでもあるミッキーマウスだが、グリーティングでお願いすると、気さくにサインを書いてくれる。基本的に「Mickey mouse」と書いてくれるのであるが、略さないミッキーのサインは、「Your pal,Mickey mouse(君の友達ミッキーマウス)」。皆さんには、ハリウッドスターの友達は居るだろうか?私には、居る。



●舞浜から世界へ●

さて、ここからが浪費の本番である。

正直、ミキヲタになる前、私はミキヲタという趣味は、お金がかからなそうで良いな、と思っていた。10万円弱の東京ディズニーリゾートの年間パスポートさえあれば、ミッキーマウスに会い放題なのである。並べば、何度でも会って写真を撮る事ができるし、ショーやパレードも待てば見ることができる。ヲタク代年間10万円+交通費+パークでの食事代…何てコストパフォーマンスが良い趣味なのだろう!と感動していたし、実際に、ミキヲタになり、最初の半年間は、驚くほどに浪費は減ったのである。

しかし、毎週同じような事をしていると、「新たな推し」の姿を求めるのがヲタクの性である。
東京ディズニーリゾートには、ミッキーに会えるグリーティング場所が当時4つあった。加えて、ミッキーが出演するレストランが3つ。ミッキーに会うことのできるレストランには通いすぎて、サーブされる料理の香りに気持ち悪くなるほどであった。

そんな私が、「会った事のない衣装を着たミッキーとグリーティングをしたい!」という願望を持つには、そう時間はかからなかった。
東京ディズニーリゾートでは、季節ごとにショーやパレードが行われ、クリスマスのショーでは、クリスマスカラーの洋服に身を包んだミッキーを見ることができるし、夏には法被を着て踊るミッキーを見ることができる。しかし、それは、ショーやパレードで「見る」事ができるだけであり、「会える」わけではない。一緒に写真を撮ったり、会話したりはできないのだ。

そこで、多くのミキヲタの先輩方を見習い、【海外のディズニーパークに行く】という事をし出したのである。これは、多くのお金と時間を要する、実に深い沼なのだ。

始まりは、夏休み。仕事におけるプロジェクトの狭間が夏に訪れ、長期休暇を取る事ができる事になった私は、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールドへ一人で向かった。直行便さえないフロリダの地へ、女一人でミッキーマウスを求め行く、多くの人には想像できない画であろうが、結果、死ぬほど楽しかった。
日本では大人気なミッキーマウスであるが、アメリカでは、日本のような人気はなく、グリーティング施設の待ち時間は少ないし、キャラクターが出演するレストランの予約も取りやすい。

当のミッキーマウスはというと、日本で会うミッキーとまるで変わらず、本当に優しかった。私が拙い英語で「日本からミッキーに会いに来たの!会えて嬉しい!」と伝えると、手を握りながら前のめりになって話を聞いてくれて、バタバタと飛びはね喜んでくれたり、私の背中を見て、「(日本から来たのに)羽根が付いてないね?!」とアメリカンジョークを言ってくれたりもした。6日間のアメリカ滞在中、私はアトラクションに乗ることもなく、ひたすらミッキーに会いに行っていた。端から見れば異常な行動であるが、私からするとこの上なく楽しかった。

そんなアメリカ滞在の最終日、ミッキーとミニーに会うことができるグリーティング施設に行き、「明日、日本に帰らなくちゃいけないの。寂しいけど、二人のお陰で特別な時間を過ごすことができたから、ありがとう。」と伝えると、ミニーが、「帰っちゃダメ!」と私の前に立ちはだかり、通せんぼうをしてくれた。私はそれだけで泣きそうになったが、そんなミニーを見たミッキーが、通せんぼうを止めさせ、「違うよミニー、彼女に戻って来てもらうんだ!ここでまた会うんだよ!」と、ジェスチャーをしてくれたのだ。
ミキヲタ史上、この時ほどに胸がいっぱいになったことはなかったのであるが、こういう幸せをこの後も沢山貰い続けている。「また来るね。絶対に戻ってくる!」と二人に言い、バイバイをした後、アメリカのディズニーパークで一人大号泣した事は、ミキヲタでいる限り、一生忘れる事はない、キラキラした、それでいて、少し切ない思い出だ。

しかし、そんな涙なみだのお別れに反し、「また来るね」という約束を果たすのは、そこからたった4ヵ月後のことであった。そして、今や休みさえあれば、世界各地のディズニーパークへ飛び回り、年間数百万円の浪費をしているのである。



●優しさはカッコ良さ●

ミッキーとの思い出を2つほど書かせてもらったが、ミッキーは、いつも驚くほどに優しく、ゲストを良く見ていて、それでいて、私達に心を重ねてくれる。
私がミッキーをカッコイイと言っているのは、なにも、ショーやパレードで踊る姿のみを指しているのではない。大勢のゲストを魅了するほどのショーをやってのけるのに、ゲストに対し気さくに接し、そして、ゲストの様子を良く見てくれる、そういうきめ細やかな優しさを「カッコイイ」と言っているのである。

高額課金により経験できるグリーティングで私が緊張していると、自身の胸に手を当て「ドキドキしてるの?」と聞いてくれ、深呼吸を促してくれた。久しぶりにミッキーに会うことができ、泣きそうになりながらも笑顔を作りミッキーと話していると、「笑ってね?」と頬に人差し指を当て、覗き込んでくれた事もある。


突然だが、私の基本属性はMなので、【優しいはカッコイイ】という事を、心の底から理解していなかった。言っている意味は分かるが、実感した事がなかった。カッコイイには男らしさや、時には強引さがついて回ると感じていた。
しかし、ミッキーマウスを推すことにより、小学生でも分かる子には分かるような、心のいろはを理解したのである。

そして、短い時間でも、私に気持ちを重ねてくれる優しくカッコイイミッキーがいるからこそ、「ミッキー会いたかった!」に「僕もだよ!」と返してくれるミッキーが居るからこそ、私は平日の仕事を頑張ることができている。「ミッキー、会いたかった!」その言葉を伝えながら、ミッキーの元へ駆け寄ることができる週末まで、私は懸命に働くのである。

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いや~~、書いてみて思いますが、やっぱり浪費図鑑の寄稿者の方は、文章がお上手ですね目この文章さえ、何度も直したのですが、やっぱり難しい。しかし、ミキヲタとしての経緯を書いた、思い出深いブログになりました。笑
また、自分で文章を書いてみて、推しへの必死さと、推し事の楽しさ、推しの素晴らしさ、、、その全てを、その分野を知らない方にも伝わるように綴っている寄稿者の方への尊敬を改めて感じました。

ブログを書いていても思うのですが、文章を書くのって本当に難しいあせるあせるさほど更新が多くなくても人気のブロガー様は、本当に引き込まれる文章を書かれる方が多くて…ひらめき電球ひらめき電球その感じ分かる!や、自分とは異なる感覚であっても「自分がその立場に立ったらそう思うだろうなぁ」と立場が置き換わったかのように感じさせて下さる、、、そういうブログって何度も読み返したくなるんですよね。
そういう文章を書けるようになりたいなぁ、、、と感じています。





ちなみに、肝心の【推しを増やす】ための調査ですが、2.5次元(若手俳優)、スポーツ、K-POP、コナン、(ディズニー以外の)キャラ、動物園、アプリゲーム等々浪費図鑑に書かれている内容は一通り調べています目(諸々を知るためにDアニメストアにも登録したほど。笑)
推しが増えるということは幸せが増えるということドキドキドキドキ今年の目標、叶えられますように星キラキラ



いつも以上に自己満なブログにお付き合い頂いた皆様、ありがとうございました。
そして、、、明日からのグリのエントリーの有無が気になりますね:;(∩´﹏`∩);: