空は真っ青…

海も遠く葵い…

人は一人もいない…

砂浜は珊瑚礁の粉だから、ひたすら真っ白



先ずは、この風景を見てね♪

大きな珊瑚礁が沖で防波堤の役目を果たしているので

内海は驚くほど静かな波ですよ


反対側が珊瑚礁が広がっていて、小さい子供達は怪我をしかねないので

ここは遊泳禁止エリアになっている


「ハテの浜」は、読んで字のごとく

久米島のハテにあるから、「ハテの浜」と名前がつけられたそうですよ


ここで、浜の端が終わる

海は太陽の光を反射して…

白い珊瑚礁の砂浜に柔らかな風と共に波打つ


ゆらゆらと光の影が水のなかで踊る♪

都会の喧騒…

面倒な人間関係

もて余す自分自身…

時間に追われ…常に時計を見ながら眉間に皺を寄せて走り回る毎日

色々な消してしまいたい、忘れてしまいたい過去や汚れた物

この海が全てを忘れさせ、浄化してくれる


 
耳に心地よく響いてくるのは、静かな波の音だけ…


心洗われる瞬間…

あ~ぁ、この空に浮かぶ白い雲のはしごを渡りながら、空の上からも海を見下ろしてみたいなぁ(///∇///)


大きく両手を広げて、胸一杯に熱い潮の香りのする空気を吸い込む

肺の中まで熱くなる


波が引いた後に、白い砂浜の上に残された泡は

どんな高級真珠よりもピュアな幻の真珠だね


自分の心が限りなく透明になっていくような、清らかな気持ちにさせてくれる



この「ハテの浜」の海と空と白い砂浜

大声で「ありがとぉ~~っ!」と叫びたくなるね

沖縄で最も美しいと言われる島「久米島」のハテの浜は

何かを我々の心の奥深く刻んでくれたような気がしたのでした



出発の時間がやって来て…再び乗船

一日トリップと言っても、あっという間に時間が過ぎてしまうね

浅瀬であれだけ、沢山の魚を見れたなら

遠くアイランドホッピングが中止にならなければ、もっと感動の瞬間があったのだろうなぁ

そう、思うとちょっと残念だけど仕方ない

夏の高原や山もいいけど、最近では差ほど避暑にもならないわけで…

ならば、いっそのこと

こんな綺麗な海にやって来て、潜るのも悪くないねとだんな様と意見が一致♪



帰りの船では、行きの船には居なかった、もう一人のスタッフ…

写真の左下にちょこっと頭が映ってる

金髪イケメンのお兄さんと甲板でお喋りしながら岸へと向かう

時々、また海のあちらこちらにウミガメが泳ぐのが見えて子供達が歓声を上げる

「いつから、ここへ来られたんですか?」

「昨日の夕方からなんです…♪

まだ来たばかり、今日は遠出のシュノーケリングが中止になって残念だったけど、お陰で素敵な島でのんびり出来ました♪」

「あ~そうスね‼ こう見えて海は静かなようだけど、まだシケがね~(^_^;)

ところで、昨日は夕陽は見れましたか?」

海を眺めているとお兄さんがおもむろに親しげに話しかけてきました

「ここ最近は台風の影響で雲が多いですけど…

久米島は海も綺麗ですが、ここの夕陽は最高スよ♪」

「あら、そうなの? 昨日はホテルのレストランから少し見えた程度…

じゃぁ~今夜はちゃんと外に出て見てみるね♪」

「僕は、久米島の夕陽がもしかしたら沖縄で一番綺麗だと思っているですよ、今日は是非見てみて下さいね♪」

あ~ぁ、あと、ん~数十年若かったらなぁ

(十数年じゃなく、数十年ね♪)

こんなイケメンお兄さんと一緒に日本一美しい夕陽を見たかった(^_^;)

そしたら、また新たな恋が芽生えていたかも?

みたいな…?

が…現実は悲しいかな、月日は流れ

よる年波には逆らえず…

イケメンお兄さんは、もしかしたら息子より若かったりして(^_^;)

今は色気より食い気、いや正式には飲み気♪

ホテルに戻ってさっとシャワーを浴びて着替えたら

エアコンの効いたカフェでだんな様と早速キンキンに冷えた一杯を♪



くぅ~~~~~~~~~~~~~っ

うんめぇ~っ(#^.^#)

たまらん! 痺れるぜ~~~っ!


プールでは、朝から一緒だった家族連れのなん組かが再びプールではしゃいで遊んでいる

みんな、元気だらぁ~(^_^;)

若いっていいなぁ…

つづく