皆さん、いかがお過ごしですか?私は今年、もう大人なのにプリキュアにハマってしまいました。今までプリキュアはYesプリキュア5とYesプリキュア5GO GOを見て以来、全く興味がなく、どちらかというとセーラームーン派でした。しかし、SNSでたまたま流れてきた情報をきっかけに2023年2月5日に放送を開始したひろがるスカイプリキュアを見始めてから予想以上に面白くてハマってしまい、リアルタイムでは見られなかったので配信サービスを利用して見ていました。そして、なんと私は放送の少し前に発表されたひろがるスカイプリキュアの作中に登場する赤ちゃんキャラであるプリンセスエルちゃんのおもちゃ、だっこしておせわしてプリンセスエルちゃんに惚れてしまいました。3年前、ウォルドルフ人形やシュタイナー教育に出会ったのをきっかけに、電池で動くおもちゃやしゃべるおもちゃはもう二度と絶対買うもんか、と思っていましたが、エルちゃんの可愛さに惹かれてお迎えしてしまいました。ウォルドルフ人形の咲希ちゃん、さやかちゃんごめんね。嫉妬してるかな? 

プリンセスエルちゃんとは、ひろがるスカイプリキュアに登場する空の上の国スカイランドの王様とお妃様の娘(24話にて、厳密には王と王妃の実の子どもではなく1年前に空に輝く謎の1番星から破滅に向かうスカイランドを救う運命の子どもとしておくるみに入った新生児の状態で託され、王と王妃がかりそめの親として育てることになり、今に至ることが明らかになった。)で、幼いお姫様です。誕生日は3月22日で年齢は1歳(後に急成長してからは16〜17歳)です。1話にて誕生日を祝っていた時、本作の敵であるアンダーグ帝国からやってきた紫の豚のような悪者カバトンに誘拐され、助けようとしたスカイランドの少女ソラ・ハレワタールと共に我々人間が住む人間界のソラシド市という街にやってきました。そして、人間界のソラシド市に住む女の子虹が丘ましろとその祖母ヨヨさんに助けられ、彼女の家にソラ、スカイランドから来たプニバード族の少年夕凪ツバサと共にしばらく住み、14話にてましろの祖母によってソラ、ツバサと共に両親の待つスカイランドへ帰りました。しかし、15話のスカイランドで起きた事件の後、ソラ、ましろ、ツバサと共にソラシド市に戻り、再びましろの家に住むことになりました。そして、18話のラストからましろの幼なじみの18歳の女性、聖あげはが引っ越してきて同居人として仲間に加わりました。24話でまたスカイランドの両親の元へ戻りましたが前述の通り運命の子のエルちゃんをアンダーグ帝国の脅威から守って欲しいと王様と王妃様はエルちゃんをプリキュアたちに託しました。それからしばらくまたソラシド市のましろの家に住み、46話でアンダーグ帝国の攻撃からスカイランドを守るためにソラたちと共にスカイランドへ戻り、最終話でついに本当にスカイランドの両親の元へ帰りました。それからは気軽にトンネルを利用してスカイランドとソラシド市を行き来してましろやみんなと会っているようです。設定上は1歳の幼児ですが、スリングに入っていたり、設定年齢より幼い乳児のような行動も見られました。また、空飛ぶスリングを呼び寄せてそれに乗って飛行することができます。さらに、物体を浮かせるテレキネシスやプリキュアに変身するために必要なミラージュペンとスカイトーンを生み出すこともできます。13話にて自分で歩けるようになりました。それ以降は動物や他の子を思いやったり、話す言葉がどんどん増え、自分を助けてくれたソラやプリキュアの真似をするなど目覚ましく成長していきました。5年前のHUGっとプリキュアのはぐたん以来の人間の赤ちゃんキャラです。ずっと追加戦士のプリキュアになるかどうか議論が交わされてきましたが、とうとう31話にて彼女にそっくりな新たなプリキュアであるキュアマジェスティが登場しました。しかし、このときは変身するシーンは描かれず正体はわからずじまいでした。そして32話では遂にエルちゃんが変身した姿であることが明かされました。エルちゃんの変身は特殊なもので、幼児の姿から一時的にソラやましろとあげはの中間くらいの16〜17歳の少女の姿に成長し、そこからスカイミラージュを使ってキュアマジェスティに変身するというものです。33話にてスカイランドの謎の遺跡からキュアマジェスティの専用アイテムである本とタッチペンのような形のマジェスティクルニクルンを手に入れ、プリキュア5人全員で繰り出すプリキュアマジェスティックハレーションという大技が使えるようになりました。44話にて、敵のボスである女性のカイゼリン・アンダーグに300年前の恨みを晴らしてやるという強い恨みを向けられます。エルちゃんは身に覚えがないので戸惑うばかりでした。その戦いのさなか、マジェスティクルニクルンが開き、ソラ、ましろ、エルちゃんを300年前のスカイランドにタイムスリップさせました。3人はそこで、エルちゃんにそっくりな300年前のスカイランドの王女、プリンセスエルレインに会い、彼女がスカイランドの伝説に出てきたスカイランドに最初に現れたプリキュアで、キュアマジェスティにそっくりなキュアノーブルに変身するところを目の当たりにします。そして、現在の敵幹部であるスキアヘッドが300年前から今と姿が変わっていないことや、カイゼリンは少女時代、争いを好まない優しい性格だったことまで判明します。さらに、プリンセスエルレインはスカイランドとアンダーグ帝国の争いを止めるべくカイゼリンの父親であるカイザー・アンダーグと話し合いをしようとするも、エルレインは我を忘れてキュアノーブルに変身し、カイザーに斬りかかろうとします。その時、父を庇ってカイゼリンが胸に致命傷を負ってしまいます。エルレインはカイザーに傷の治療を頼み、カイザーはアンダーグエナジーで傷口を塞ぎました。これがきっかけでスカイランドとアンダーグ帝国は争いをやめて和解し、平和協定を結んだところをソラ、ましろ、エルちゃんは見ることになりました。しかし、まだ謎は残ります。カイゼリンがなぜ凶暴化してエルに恨みを抱くようになったのか、そして一度は和解したはずのスカイランドとアンダーグ帝国は現在再び対立しているのか。3人はその後無事に現在へと帰ることができました。そして、スリクマスの夜、エルちゃんが目覚めると1年前に王様と王妃様にエルちゃんを授けた謎の一番星が現れ、エルちゃんを10代の少女の姿に急成長させました。実は謎の一番星の正体は300年前のスカイランドの王女のプリンセスエルレインであり、ずっとその姿のまま空からスカイランドを見守っていたのです。彼女はスカイランドを救うべく彼女の魂を分割する形でエルちゃんを生み出して王様と王妃様に託しました。つまり、エルちゃんの正体はプリンセスエルレインの分身だったわけです。最後の力を全て与えたプリンセスエルレインは、消滅してしまいました。それからエルちゃんはプリキュアに変身しないときも16〜17歳の少女の姿でいられるようになりました。しかし、お腹が空くともとの幼児の姿に戻ってしまうという謎の体質を持っています。なので結局本当の年齢は幼児なのか10代の少女なのかどっちなのかよく分かりませんし、この体質はいつまで続くのか不明です。長らく敵から狙われる理由は不明でしたが物語終盤に、敵幹部のスキアヘッドがこの事件の黒幕で、カイゼリンの父親を殺害してカイゼリンに父親を殺したのはプリンセスエルレイン(キュアノーブル)だという偽の記憶を植え付けてカイゼリンを騙したということが分かりました。それが原因でカイゼリンは、エルちゃんを恨んでいたのです。そして、スキアヘッドの正体はアンダーグエナジーの化身であり本来の姿であるダークヘッドへと姿を変えてカイゼリンをさらってアンダーグ帝国へと逃げます。キュアスカイたちはアンダーグ帝国へ彼を追って入っていきました。そして一度はダークヘッドを倒しますが、彼はしぶとく蛇のような怪物ダイジャーグに変身してソラシド市を襲おうとします。最終話にて、ダイジャーグはプリキュアたちの活躍で完全に倒されました。そして、再びスカイランドとソラシド市、そしてアンダーグ帝国に平和が戻りました。あれから、ソラ、ましろ、ツバサ、あげは、エルちゃんはみんなそれぞれの夢を追ってそしてたまにみんなで集まって遊んで楽しい日々を送っていることでしょう。もちろん元敵であるカイゼリン、カバトン、バッタモンダー、ミノトンも幸せに暮らしているに違いありません。こうしてひろがるスカイプリキュアは2024年1月28日に幕を下ろしました。


買ってきたばかりの箱に入った様子です。


開封していきましょう。

開封した様子はこんな感じです。
プリンセスエルちゃん本体と、お世話マグが入っています。取り扱い説明書は入っておらず、バンダイのホームページにあるインターネットの電子説明書をダウンロードして読む形になっています。紙の節約という観点だと思いますが、商品の生産が終わって長い年月が経つと、インターネットの電子説明書が見られなくなってしまうかもしれない、すると、メルカリなどで購入したときや人からもらった時、遊び方が分からなくて困ることが心配です。見た目は5年前のHUGっとプリキュアのお世話たっぷりおしゃべりはぐたんを元にしていると思われます。はぐたんとの違いは、背中にスイッチがなく、振動センサーが内蔵されている点や、ミライクリスタルやご飯セットなどの別売り商品と連動して違った反応が見られるといったことはなく、この商品のみで遊ぶという点です。

エルちゃんがつけているスタイは取り外し可能になっています。

それでは早速電池を入れましょう。電池を入れるときは、つまようじなど細い棒が必要になっています。単4乾電池が2本必要になっています。
エルちゃん、ちょっと失礼。


電池を入れたらさっそく遊びましょう。スイッチをオンにするとエルちゃんがエルーっと喋ります。

なでなでするとおしゃべりしたり笑ったりします。なでなでは比較的すっと撫でるくらいで反応します。

こちょこちょしてーと言われたり、ハイハイ期のみ話すぎゅーぎゅー、だっこしてと言われたときは、持ってフリフリすると喜びます。また、振っていると寝てしまうこともあります。


付属のマグを口にかるく押し当てるとごっくんごっくん、んっくんっくと飲みます。この時、強く押し当てるとお口周りが凹んでしまったりスイッチが故障して反応が悪くなるので注意しましょう。ミルクを飲んだあと、最初の段階のハイハイ期のみゲップをします。5年前のはぐたんは、哺乳瓶やキュプーンを口に押し込んで遊んでいると口がへこんでしまうトラブルが起きていたので心配でしたがエルちゃんは比較的軽い力で反応するのでそういった心配はなさそうで安心しました。
そして、エルちゃんはたまにキラキラ星やちょうちょ、ぶんぶんぶんなどの童謡のメロディを口ずさむことがあります。それから、鼻歌を歌った後におくちチャックというちょっとよくわからないオシャベリもします。また、放っておくと突然うわーんと泣き出すこともあります。そうしたら、なでなでしたりだっこしてフリフリすると機嫌が戻ります。
エルちゃんは、遊んでいくうちに、ぎゅーぎゅー、あぷぷーなどの喃語しか話せない赤ちゃん同然のハイハイ期からありがとうと言ったりミルクやだっこ、なでなでをおねだりしてくるとてとて期、2語文以上の言葉で話すことができ、にらめっこ、じゃんけんなどのゲームで遊ぶことができるのびのび期に成長していきます。成長するときは特別なメロディが流れます。残念なことにスイッチを切ってしまうと成長がリセットされ、ハイハイ期に戻ってしまいます。なのでその点は気をつけてください。

他にも、別売りのパジャマドレスを着せると、赤ずきんちゃんやメイドさん、ナイチンゲールみたいで可愛いです。


そして、別売りのだっこスリングを使うと、エルちゃんだっこして持ち歩けたり、ゆりかごベッドとして使うことができます。さらに、マグやパジャマドレスをエルちゃんとまとめておけるのでちょっと高価ですがオススメです。


まさか成人になってからプリキュアにハマるとは思ってませんでした。今まで興味がなかったものになにかのきっかけで突然ハマることは本当にあるんですね。